30分位たちNがオロナミンCを二本持って帰ってきた


皆が外に出る


ポケットティッシュを取り出した


オロナミンCの中身はシ○ナーだった


皆がティッシュに染み込ませ片手で握りこんだ


N『ワンタンやった事ある?』
ワ『…無い』
N『一回やってみ、むっちゃオモロイから』
ワ『うん…』

Nからティッシュを受け取り見よう見まねで口元に持って行った



皆がラリって行く




自分は何もなら無かった


夜中までシ○ナー遊びは続いた


その時パトカーが皆の前に停まり警官が降りてきた

仕事を探す訳でもなく学校へ行く訳でもなく毎日原付に乗ってプラプラしていた



ある日、後輩のSに会った

S『ワンタンさん、久しぶりっす、何処行くんすか?』
ワ『高校も辞めて毎日バイク乗ってるだけやで』
S『じゃあ友達紹介するんで遊びに来て下さいよ、いつも駅前のゲーセン居てるんで』
ワ『解った夕方行くわ』



夕方、ゲーセンの前にいった


S『ワンタンさん来てくれたんすね』
ワ『うん』
S『じゃあ友達紹介しますね』


10人位のグループで1人が同い年後は全員年下だった

同い年の男みたいな女Nがリーダー格の存在だった

N『Sから話は聞いてるで中学ヤンチャやってんてなぁ、まぁ気使わんといつでも遊びにおいでや、みんな良い奴ばっかやから』
ワ『ありがとう』
N『まぁ中で遊ぼうや』


Nはゲーセンの店員を呼んでメダルを箱一杯持ってきた

N『夜まで時間あるしこれで遊ぼ』



夜9時位までメダルゲームで遊んだ


N『そろそろ良い時間やし、ちょっと行ってくるわ、みんな二百円ずつなぁ、ワンタンは今日はええわぁ、初めてやから』
といって皆からお金を徴収し電話をかけながら何処かへ行った


N『オロC二本用意しといて』
学校に行かなくなったが非行に走るわけでは無かった

毎日バイトをして、何となく過ごしていた


そんなある日いつものように寿司桶を回収にバイクに乗っていた



赤信号で停止中…

青になり発信…



ドカン…バタッ

ギャー


前の車にオカマを掘ってしまった
真っ昼間に幹線道路で人がいっぱい居ておばあちゃんが叫んでいた

転けた時にバイクが足の上に乗り自分でバイクを動かせないのでじっと空を眺めていた



学校も行かんと何やってんねやろ…とか考えてたと思う


前のクルマの人にバイクを起こしてもらい、立ち上がり謝った


警察署に電話をし、バイト先にも連絡した




テールランプが割れただけだったので保険で治し、物損にしてもらった

バイト先に帰ると
今日はもう帰って良いと言われ家に帰った


特に怪我も無いので家に帰って直ぐに寝た


夜バイト先から電話があり、明日から来ないでと言われ又ふて寝した。

その日から大きく道をそれだした