勉強、学習の基本は、いいお手本を真似る事から始まる | ちょっとした「Webお役立ち情報」とかを主に書いてます。

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ネットで調べて、「わかったこと」を備忘録の代わりのメモ帳のようにして使ってます。

人に何かを伝える時に、表現力、情報発信力って、とても大切なものだと思います。

表現力のなかでも特に文章力は、なかなか直接会えない人に何かを伝える時に、その良し悪しで伝わり方も違ってきてしまうと思います。

こちらのブログでは、とにかくいい文章を書き写す事が文章力向上の決め手だと仰ってました。

以下、転載させて頂きました。備忘録として・・



文章力を向上させるための文章術に関する記事を見かけることがある。
僕自身も過去にそういったいわゆる文章に関する記事を書いたことがある。

しかし方法論や心がけのようなことだけ書かれてもどこか抽象的に感じてしまい、結局どう活かしたらよいのか分からなかったり、最初の一文すらどう書いてよいか思い浮かばない人にとってはあまり参考にならなかったりする。


そこで、文章力を向上させるのに非常に実践的かつ効果的な方法がある。

それは名文、名作といわれる文章を紙に書き写すことである。

「なんだそんなことか」と思われるかもしれないけれど、一日10分だけでも毎日続けることで効果を実感することができる。
これまで全く文章が書けなかった人もこの方法で書けるようになってくる。
とにかく少しの時間でも続けることが重要である。




文章を書く行為は基本的に頭を使うことだとされている。
文章は頭から生まれるからだ。
しかし文章に限らず、頭では理解できているだけでは出来ないことは多い。

「創造は模倣からはじまる」という言葉がある。
子供の頃文字を覚えるときは、実際に文字を書いて覚えたはずである。

文章も同様に、実際に書き写して名文を体に染み込ませることで文体や文章表現を含めた文章力の向上が期待できる。

文章が書けないというのは、表現や言葉をどれだけ知っているかといった単純な能力というよりも、精神的な部分によるところが大きい。

それは過去に文章を人から笑われたり、酷評されたり、抑圧されたりといった経験によるものである。
全く一行も書けないといった人の心理はそういった過去の経験が原因となっている。

だからまずは実際に文章を書いてみることで書くことの楽しさを実感する。
そうして書き続けるうちに文章の表現感覚が染み込んでいき、自然と自分の言葉で書けるようになってくる。

書き写すだけならなんのプレッシャーもなく、誰にでも実践することができる。
そういった意味では最後の砦ともいえる方法である。

ではどういった文章を書き写すのがよいのだろうか。

もちろん自分が好きな作家や作品の文章でもいいのだけれど、誰を参考にしたら分からない人にいくつか作品を紹介したい。

檸檬 梶井基次郎

梶井基次郎の文章は極地といってもいいくらい美しい。
ひとつひとつの言葉を妥協なく選び抜き、情景を鮮明に浮かび上がらせ、読者の心に美しい印象を残してくれる。


純情小曲集 萩原朔太郎


文章は言葉をつむいでいくものだけれど、記憶に残るのは言葉よりも情感に訴える雰囲気やイメージである。情感にあふれた言葉は感覚を刺激し、この刺激が記憶に残るのである。
こうした表現テクニックを味わいながら書き写してみたい。


雨ニモマケズ 宮澤賢治

有名な詩。
読んでいるとなんとも心地よいリズムが伝わってくる。
丈夫な体をもつこと、欲はもたないこと、人助けをすること、それを具体的な言葉で表現している。この表現テクニックを味わいながら書き写したい。


トロッコ 芥川龍之介


この作品はストーリー展開のなかに、じつに見事に作者のメッセージが織り込まれている。
ストーリーで読者の心をひきつけることで「伝えたい」という説教臭さを消すことができる。



勉強、学習の基本は、いいお手本を真似る事から始まるんでしょうね・・。

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