せっかくのお盆休みに何をしようか迷っているポンコツ親父です。

日本海側に停滞している前線のせいで雨が降り続いているのでビートにも乗れないし庭の草刈りもできないもやもや

 

そうだ!モデルガン弄ろうグラサンハート

 

現在日本で販売されているモデルガンには大きく2種類あって、普通は完成品ですが組み立てキットも売っています。

組み立てキットはバラバラの状態であり購入者が自分で組み立てて完成させるものですが、これが結構曲者。

素組みと言って何も手を加えないでそのまま組み立てると絶対と言っていいほど動きません。

 

なぜならキットはユーザーに安く提供する代わりに素材のバリやパーティングラインを処理していませんのでこれを購入者が自ら処理しないといけません。

まあ私のように人生の半分を過ぎた男の子達は小中学でプラモデルの一つや二つは組み立てた経験があるでしょうから問題のない作業ではあります。

ところがこれが結構時間が掛かり、これをやるとやらないとでは出来上がりが全く違うのです。

私は40年余りこの趣味を継続して続けているので当時技術のなかった未完成?モデルがいくつも押し入れの段ボールにはいっていたりします。

 

今回のはヤフオクに出ていた何やら変な感じに組み立てられていたS&W M439のヘビーウエイトモデル

何やらスライドが定位置に止まりません。

間違いなく部品の組み方を間違っていますね。

そして写真は出来上がり爆笑


ということで早速分解。

一丁の中に結構な部品点数でしょ?

小さいバネやピンなど落としたり飛ばしたりするともう完成しません。

そうなるとメーカーさんに注文しないとね。

 

それでパーティングラインというのはこういうの。

製造は型の中に溶けた樹脂を流し込んで作りますが、型は2分割以上に分かれていてそのつなぎ目から樹脂がはみ出て線状に盛り上がっている部分を言います。

当たり前の話ですがスチールやステンレスの金属で出来ている本物は殆どが金属の塊から削り出して作るのでパーティングラインなどは存在しません。

最近の新しいポリマーなどを使った銃には存在しますけどね滝汗

 

それをヤスリやカッター、ペーパーなどで落としていきます。

番手は荒い物から細かいものまでを使用して荒いペーパーなどで付けた傷も消していきます。

どうでしょうか? もうちょっとかな?

 

このヘビーウエイト樹脂はプラスティックの中に金属を練りこんでいるので実は本物の銃のようにブルーイングが出来ます。

それをやるとプラスティックがスチールのように青光りするようになるのですが・・・

 

あまり綺麗にしてしまうと素手で触れなくなってしまうので適当にしますニヤニヤ