勘違いは超危険!愛犬が背中の上に乗ってくる心理とは? | ワンちゃん心理学ラボ|イタズラ・わがままゼロ!犬の心理を利用する賢いしつけ法

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喋れないからこそワンちゃんの心理を理解できると今よりも、もっと仲良くなれるし、言うことをきいてくれる!
そんな犬の心理学を分かりやすく、役立つように発信しています。

いつもありがとうございます^^

 

ワンちゃん心理研究員の山口です。

 

 

 

あなたがゴロゴロしているときに

ワンちゃんが体の上に乗ってくることってないですか?

 

「遊んで欲しいのかな?カワイイやつめ」

 

「わたしの体の上が落ち着くんだねぇ~」

 

 

なんて、

一見可愛らしい行動ですが、

実は、飼い主がリラックスしているときに

ワンちゃんが体の上に乗ってくるのは

”ある理由”があるからなんです。

 

 

今回は

「愛犬が寝ている飼い主の背中に乗ってくる心理」

についてお話していきますね。

 

 

 

 

犬には強い主従関係がある

 

あなたもワンちゃんを飼っているなら

犬には主従関係があるのは知っていると思います。

 

 

社会的動物という、

集団生活で独自の社会を

つくって生きている動物だからです。

 

 

社会的動物は群れの中でリーダーシップをとる

ボスが権力を持ち、統制をとっています。

 

 

人間も社会的動物ですね。

 

 

犬の祖先にあたる狼も社会的な集団生活をしていました。

 

いくらペットとして飼っているからといっても

犬は本能的にこの社会的な主従関係をつけようとします。

 

 

 

あなたが愛犬よりも下の立場とみられていると

 

ワンちゃんがいたずらをして

それを叱っても全然反省してくれなかったり、

 

あなたの言うことをまったく

聞いてくれなかったりしちゃうんですね。

 

 

 

あなたがワンちゃんよりも格上の存在ということを

はっきりとさせないと信頼関係を築くのは到底不可能です。

 

 

 

そんな主従関係はワンちゃんの行動をみれば

実はすぐに分かっちゃうんですね。

 

 

今回のテーマもまさにワンちゃんがあなたを

上にみているか、下にみているか、が分かります。

 

 

 

 

体の上に乗ってくるときのワンちゃん気持ち

あなたがゴロゴロと横になってテレビを見ていたり、

リラックスしているときに体の上にワンちゃんが乗ってくる、

 

「そんなにわたしと一緒にいたいのか。」

と飼い主心的には嬉しくなりそうですが、

 

そのときのワンちゃんはどう思っているかというと、

 

 

完全にあなたを下に見ています。

 

 

犬は頭がいいので人間をみて

「今、飼い主はリラックスしてるなぁ」

っていうのがわかります。

 

 

そんなリラックスしているあなたの上にピョンっと乗ってきたり、

アゴを体に乗っけてくる行動は犬があなたよりも

「自分のほうが格上だ。」と思っているからなんですね。

 

 

 

これは人間をみれば納得できます。

 

 

先程言ったように人間も犬も同じ社会的動物。

 

 

あなたが会社の社長のイスに

ふんぞり返って座って爆睡、

 

なんてことは絶対にできないですよね?笑

 

 

 

自然界では格上の犬の寝床で寝たり、

体の上に乗って寝ようものなら

群れから追い出されたり、

最悪の場合、殺されてしまいます。

 

 

 

なのであなたの愛犬があなたを格上にみているなら

絶対に体の上に乗ってくるようなことはしません。

 

 

 

なのでワンちゃんが自分のことを

どう見てるか気になるなら、

横になってワンちゃんを上に乗せてみてください。

 

 

あなたのことをちゃんと目上にみているなら

すぐにスッと降りるはず。

 

 

 

 

 

もし普段、あなたが横になっているときに

ワンちゃんが上に乗ってくるようなら

今すぐにそっとおろしてやめさせましょうね。

 

 

 

 

太ももの上にアゴを乗せてくる可愛らしい行動

体の上に乗ってくるのがダメなら

イスに座ってご飯を食べているときなんかに

ワンちゃんが太ももの上にアゴを乗せて

おねだりしてるような可愛い行動もダメなのかというと、

 

これは別ものです。

 

 

これは逆にあなたを信頼して、甘えてくる仕草なんですね。

 

 

この2つの大きな違いは

 

飼い主よりもより高いところいようとしている

 

 

あなたが横になっているときに上に乗ったり、

アゴをおいてると犬のほうが高い位置にいることになります。

 

 

イスに座っているときに太ももにアゴをおいていても

あなたは犬よりも高い位置にいるので、

別にあなたを下に見ているわけではないんですね。

 

 

 

 

ワンちゃんとの主従関係の修復は

いろいろな行動を少しずつ治していくことから始まります。

 

 

このブログでお伝えする主従関係が分かる行動を

ちょっとずつ見直していくのがワンちゃんと仲良くなるコツ。

 

 

 

 

それでは!

ワンちゃんの気持ちを理解して、

より良い関係を築きましょう^^