1985年に日本で刊行された


1960年代のポーランドが舞台の児童書です。


思春期の恋愛小説です。




ミハウとマヤという男の子と女の子が主人公です。

ミハウは、 お母さんが再婚して新しいお父さん


レオンとのことや母親の思いに悩みます。


一方マヤは、折角の夏休みですが、


追試の勉強にに追われます。


マヤは普通の女の子に憧れています。


そして、マヤの引越でミハウと出会うのですが。

マヤの新しい家は


ミハウの親友が住んでいた家です。


2人は出会って


ミハウがマヤに地理の勉強を


教えることになります。


そこで2人が両想いになるまでの


繊細な心を描写しているのですが。


中々良いですよ。




文庫版になってもらいたいくらいです。


2人の恋愛以外には、


今では絶滅していますが、


切手コレクターの手紙ドロボウも出てきます。


2人よりも年下の男の子ですが。




切手って、小さな額縁の絵画のようでもありますね。


だから切手コレクターがいたのでしょうが。


2024年の今読んでも新鮮な本だと思いますよ。