アンビリーバボーでもピースちゃんが取り上げられていました。 | 今日もし・あ・わ・せ

アンビリーバボーでもピースちゃんが取り上げられていました。

 昨日、夕ご飯の用意をしていると、主人のつけたテレビにホッキョクグマが映っていました。「あっ、ホッキョクグマだ~」-NHKの番組以来、ホッキョクグマには敏感になっている私は、思わずテレビに見入ると、次には毛布に載った赤ちゃんが…「ピースに似てるね~」「これは、ピースだろう」すると次には「何が何でも育ててやると思いました」と言う高市さんが。やっぱり、ピースちゃんです。毛布に載っているシロクマの赤ちゃんは、ピースちゃんしかいないですよね。多分。 


 テレビ欄を見てみると、フジテレビ19時57分から8時54分までのアンビリーバボー と言う番組でした。昨日の内容は、


▽「実録シロクマの赤ちゃんを世界初・自宅で飼育」家族愛で成長ピース君

▽何度撃たれても…死なない男?


 となっています。テレビをつけた時間が遅かったので、「この順番から言うともう終わり?」とも思ったのですが、どうも、番組の最後がピースちゃんだったようで、全部ではないですが、何とか観ることが出来ました。いや~、ピースちゃんは、いつ見ても、何度見てもいいですね~。途中、CMになったときに録画を始めたので、15分くらいは、録画することが出来ました。不思議ですが、こう言う偶然は、ほんとにラッキーですよね。本やこれまでの番組で見たことのない映像やお話もあり、すごく良かったです。


 アンビリーバボー のサイトのバックナンバー 6月2日放送分には「仔熊物語」と言うタイトルで、あらすじが載っていますが、なかなか上手にまとまっていると思います。


 これまで、ピースちゃんの番組は


・NHKにんげんドキュメント「ピース5歳」

・ポチたま

・アンビリーバボー


 と観て来たわけですが、素材が素材だけに、どれもすごく良くて、でも、それぞれの番組で、ポイントの置き方が違っているので、おもしろいですね。


 今回のアンビリーバボー は、再現ドラマを言う形をとっているので、他の2つの番組とは、ちょっと違った感じなのですが、おもしろかったです。ピースちゃんは、当然、ぬいぐるみなわけですが、動いたりして、楽しい感じでした。


 「家族愛で成長」とある通り、高市さんの家族に焦点が当てられていて、現在の菜摘(当時9歳)ちゃんと、賢悟(当時7歳)くんの映像もありましたが、「随分大きくなったんだな~」とびっくりしました。


 ホッキョクグマは繊細で神経質な動物で、北極の細菌やウィルスの少ない環境で生活するために感染に非常に弱く病気になりやすいそうです。 産まれてすぐに与えられる初乳には、免疫力をつける成分が含まれており生育には不可欠なものですが、ピースちゃんは初乳を飲むことが出来ませんでした。だから、感染症になることは「死」を意味しており、高市さんは、並々ならぬ注意をしたそうです。


 ピースちゃんに合うミルクを探す苦労や、暑がりのピースのために、真冬でも開けっ放しの部屋で、一緒に眠る高市さん…何度観ても感動です。


 これまで一緒に暮らしていたピースを、動物園に置いて帰ることにしたとき、ピースが気になる高市さんと、寂しがる子どもたちのために、「会いに行こう」と言う妻の美由紀さん。すごくいいお話だな、と思いました。会いに行くと、仔犬のようにお座りをして、鳴きながら待っているピースを観るのは、とても切なかったことと思います。


 ピースが成長して来ると、高市さんは、ピースとの親子関係にピリオドをうち、人間とクマに戻ることにしました。高市さんは成長したピースに触れる時に決してはずしたことのなかった皮手袋をはずし、ピースに触れましたが、この日のピースは、察しているのか、妙におとなしかったそうです。やっぱりわかるんですね。「隠れて泣きました」-高市さんはそう言っていました。


 番組の最後の方で、所ジョージさんが「好きなんだね」、関根勤さんが「充実した時間だっただろうね」と言っていましたが、「好き」で片付けられることではないとは思いますが、確かに、仕事以上の仕事をやり遂げられたのは、何より、動物が、ピースが好きだったからでしょうね。


 最後に、高市さん一家は、家族でピースに会いに行きました。親子関係をやめたと言っても、やっぱり、今も、ピースは高市さん一家の家族で、高市さんは、ピースの母親なんだと思います。


 最初から観ることが出来なかったのは残念ですが、でも、またピースちゃんを観ることが出来て、本当に良かったです。こう言う偶然が続くと、大げさですが、何か見えない力のようなものを感じますね。昨日は、とってもラッキーでした。やっぱりピースちゃんは、最高ですね。