蛭子さんは、もう「蛭子さん」っていうだけですごいですね。 | 今日もし・あ・わ・せ

蛭子さんは、もう「蛭子さん」っていうだけですごいですね。

 先週の義経は、放送時間に見ることが出来なかったので録画してあったのですが、主人も観たいかな、と思って、今日、一緒に観ました。いや~、良かったですね。「第3話は?」と主人。それは、明日です。でも、第2回からこの盛り上がりでは、これから先、ますます楽しみですね。

 実は、初回の放送があまりに良かったので、NHKのサイトを見たりしたのですが、何と蛭子さんが出ているではありませんか。しかも、常磐の三人目の夫とのこと。う~ん。義朝→清盛と来て、最後が蛭子さん…心配なような、楽しみなような、複雑な感じです。

 でも、今日、観てみて、何って言うか、妙に「納得」しました。これまで、一条長成と言う人物については知らなかったのですが、「いかにも貴族」みたいな扮装でした。観た後、ちょっと調べたところ、やはり中級の貴族とのこと。お歯黒もすごくて、一瞬、蛭子さんには見えませんでしたが、でも、そこはやはり蛭子さん、しゃべるとすぐにわかりました。私は九州出身なので、九州出身者は、何となくわかるのです。他には、福山雅治さんとか。しゃべるのを聞いて、「何となく懐かしい感じがするな~」なんて思っていたら、やっぱり長崎出身なんですね。蛭子さんも、長崎出身。でも、今回の大河は、いつもの蛭子さんのしゃべり方よりは洗練された(?)感じもしました。あれも、やっぱり演技なんでしょうか?

 蛭子さんって、ほんとは漫画家なんだけど、でも、蛭子さんの漫画って見たことないです。あの、伝説のガロに載っていたと聞いたことがありますが、本当なんでしょうか?漫画は見たことないけど、「絵」なら見たことありますが、実に微妙ですよね。うまいとか下手とか、そういう段階を通り越した感じの「個性的」な絵、でした。似顔絵は、はっきり言って、似てなかったな~。まあ、でも、そんなことすらも「蛭子さん」の一言で納得できる感じ。実は、私は、蛭子さんは、結構好きです。あのキャラがいいんですよね。

 本業の漫画は拝見したことないですが、テレビへの出演は結構ありますよね。バラエティはもちろん、ドラマや、更には映画など…でも、どれも全て「蛭子さん」。演技がどうとか、そう言うんじゃなくて、「これは蛭子さんしかない」という絶妙な役どころばかり。キャスティングがうまいのか、もともと蛭子さんのための役なのか…いずれにしても、どれも、いい味出してますよね。

 今も、ちょっと義経関連(?)について見ていたら、一条長成についても色んな情報がありました。何でも、一条長成は、歌舞伎の演目にもなっているとか。歌舞伎通の方から見たら、蛭子さんの一条長成は、どうなんでしょう?ただ、そんな重要な人物なのに、私はこれまで全く知らなかったのです。一応、高校でも日本史を取っていたのに…ちょっとだけですけど。受験からみた歴史って、どうしても固有名詞を追うことに追われて、それをとりまく事柄まではなかなか行き着かないですね。ほんとに、もったいないことだと思います。

 それでも、私の学校は、高校2年で、日本史と世界史を両方やりましたが、今はどちらか一方だけの学校も多いですよね。理科では、地学はやらない学校も多いみたい。もちろん、沢山の科目を勉強することだけがいいわけじゃないけど、何だかもったいない気もしますね。まあ、逆に考えれば、選んだ科目だけでも、きちんと勉強する方がいいのかも知れませんが。

 話を蛭子さんに戻す(?)と、蛭子さんって、一時期、不幸と言うか、間が悪い事件があって、テレビに出なくなった時期がありましたよね。その事件のとき、蛭子さんは、病気の奥さんのために、確か、りんごとパンを買っていたんですよね。で、娘さんか誰かと待ち合わせていたんじゃなかったかな。うろ覚えですが。

 で、その後、だいぶ経って、奥さんが亡くなったとき、「楽しい人でした。」と言うコメントをされていたのが印象的でした。ほんとに、いい奥さんで、そして、蛭子さんは、ほんとに奥さんのことを大切に思っていたんだな、って思いました。あの、天真爛漫な感じの蛭子さんを支えた奥さん…きっと素敵な人だったんだろうな、と思います。

 蛭子さんの出番が、あと何回あるのかわかりませんが、今回の大河は、私にとって、結構、楽しいですね。明日が、楽しみです。