妖怪人間ベム | ONE PIECE ジョンシルバーがからシャンクスまで、海賊好きになったわけ

妖怪人間ベム

「はやく人間になりたい!」のフレーズで世代人には忘れじの伝奇アニメ『妖怪人間ベム』が、装いも新しく人間たちの世界へ帰ってきた! 1968年に放送されたオリジナルの第1作は、気高き心を抱く主人公3人の魅力や丁寧な演出はもとより、いくたびもの再放送の効果もあって、世代を超えて愛されてきたカルト人気を誇る作品だ。『ベム』は90年代にも新作のコミックが登場するなど、人気の高さを裏付ける現象が散発され、まさに今回の新作アニメは満を持しての開始だったといってもいいだろう。続編的内容となった本作のポイントは、前作の特徴のひとつであったロードムービー的な側面を廃し、とある湾岸都市を舞台に様々な妖怪や怪物たちと戦う筋立てが毎回の基本パターンにしたこと。この湾岸都市で暮らす少女・日向雲英(キラ)と主人公のひとりベロの、もの悲しさを交えた心の交流を描いている点も本作の見どころのひとつだ。なお主人公のひとりベムは井上和彦が担当。美形キャラを演じることの多かった井上和彦だが、前作のベム役だった小林清志の重厚な演技をしっかりと受け継ぎつつ、また品格の高いキャラクター像を作り上げている点にも注目したい。

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なんかリニューアルになったときいた。それは鬼太郎と同じだねー
むかしのアニメはそらもう恐ろしかったショック!
人間もなんだかこわい絵だった。あのどろどろしさは
あの時代だからだせたんだろなー