このゴールデンウイーク中で、友人宅で二種類の聞きなれない手料理をいただきました。
普段、食べる機会がなければ知らないで終わってしまう料理というのは思いのほか多いものですね。
一つは「ガレット」という、フランスの郷土料理で、そば粉・水・塩などを混ぜて寝かせた生地を鉄板で薄く延ばして焼き、その上に目玉焼きサラダ、生ハム、チーズなどのお好みの具材を載せていきます。
クレープのもとになった料理ともいわれ、イメージでいうとパンケーキのような感覚でいただける食事です。
友人は以前にガレット専門店でその味を初めて知って以来、自分で作るようになったと話しています。
選び抜いた生ハム、新鮮な卵や地元野菜などをふんだんに使った“自分のガレット”はとても美味しく、とても贅沢な料理であると感じました。
友人が気に入っていたガレット専門店は、比較的早く撤退してしまったようですが、パンケーキに比べボリュームが少なく見えること、素材そのもののコストがかかりその分の料金設定が高めなこと、男性にとっては食事とは見なせないことなど、色々な理由があったのでしょうね。
それにしましても、私のイメージではそば粉というと日本のそばのイメージが強かったのですが、フランス料理としても活用されていたことを初めて知りました。
小麦粉、卵、牛乳のクレープがデザート感覚であれば、ガレットは食事、もしくは前菜や軽食のイメージですから、似ているようで異なりますね。
また、もう一人の友人宅では、初めて聞く名前の“シャリアピンステーキ”という料理を作ってもらいました。
たまねぎと肉を事前に馴染ませてから焼くことにより、ステーキ肉を柔らかくさせる調理法で、これは外国の料理ではなく日本料理です。
1960年代に日本を訪れたロシアのオペラ歌手が、帝国ホテルに柔らかいステーキを要望したところ、総料理長の創意工夫により生まれたのがこのシャリアピンステーキです。
シャリアピンというのは、この歌手の名前で、そのまま料理の名称になったそうですね。
友人は、そこにニンニクで香りをつけて、特製のデミグラスソースを添えてくれました。
肉の中でも特に塊の牛肉は値段も高く、おそらく私が普段食べられていないのではないかと友人は気を利かせて、そのメニューを選んでくれたようです。
とても有難いですね!
まだ知らぬ料理がたくさんあると思うと、この先出会いがとても楽しみになります。
とても美味しいお手製料理をいただき元気になりましたから、さらに仕事を頑張れそうです!