風邪でお薬飲みますか?


飲まなければならない状態なら必要だけど、単なる風邪くらいなら、私は飲みません。

寝てれば治りますからね…照れ



先日、咳と痰が続く母が、健康番組で放映していた血液中の好酸球が増多する疾患を疑って、大きな大学病院を受診しました。


結果、重篤な疾患ではなく、何かのアレルギー反応ってことでアレルギーのお薬を処方されて帰ってきたんだけど…。



その日の晩、処方されたお薬を飲もうと用意を始めた母に

『何を処方されたの?』


と聞くと、

『コレとこれ』

と2種類のお薬を差し出しました。



以前、製薬メーカーで治験(お薬を世に出すための臨床試験)のお仕事をしていたので、服用するお薬は、自分も含め家族(わんちゃんも)が口にするお薬はすべて確認するのがクセです(笑)



差し出されたお薬を見てビックリびっくり

1種類は抗生剤です。


抗生剤と言えば、身体に酷い炎症がある場合や細菌感染、手術後の化膿止めに使われるもの。


わたし的には、風邪やアレルギー症状で使うレベルのお薬じゃないんです。



確かに、私が幼い頃は風邪をひいた、熱が出たと言えば、抗生剤を処方されていた時代がありました。


そんな抗生剤の乱用が、耐性菌を生み出しさらに強い抗生剤が生まれているのです。



お薬は少なからず副作用が伴います。

コレは仕方のないことで…。


だって、例えば指先をなん針も縫う切り傷を負ったとして、化膿を避けるために抗生剤を服用します。


でも、お薬の成分は指先だけに効果を表すのではなく、全身に作用しちゃいます。


だから、お腹に住むいい菌(ビフィズス菌とか)も殺菌してしまって下痢や便秘になったりするわけです。




クスリ


を逆から読むと…


リスク


になるよね。



薬はリスクと表裏一体なのです。




この意識、とっても大事。


人にとってもわんちゃん、にゃんちゃんにとってもねニコニコ犬猫