新しい療法食になっても、もものおしっこ後の痛みは続いていました。
飲み続けたお薬も1カ月。
おしっこを持って定期検査に行くと、ストルバイトは消えている、膀胱炎の兆候も見られないとのこと。
私 「でも、おしっこのあと、未だに鳴き叫ぶんですけど。。」
先生 「分からないですね。。」
「もし、これ以上の検査をご希望の場合は、MRI機材が揃った大学病院を紹介しますよ。」
(っていうか、尿検査しかしてないじゃん)
先生 「でも、MRIとか撮っても何も分からないかもしれないですし、麻酔が必要になるので、この月齢と体重ではリスクを伴いますね。それでも良ければ、ご紹介しますが。」
(はぁ そんなこと希望するわけないじゃん。 まだ6か月だよ。)
私 「リスクを伴う検査は、今はしたくありません。」
先生 「じゃぁ、このままこの食事で様子を見てください。」
私 「先生お薬は」
先生 「んーーーん・・・薬は止めてみましょう。まだ幼いですからね。」
「その代り、これを指先に2センチくらい出してなめさせてください。」
といって、チューブ入りのサプリメント(風)なものを渡された。(名前忘れた。)
私 「これ、なんですか。」
先生 「おしっこはアルカリになるほどストルバイトになりやすいんですよ。それを防ぐサプリメントです。」
なるほど。
薬ではないと聞くと少し安心。
善し悪しは分からないけど、薬から離脱できたことがうれしかった。
でも、このサプリメント美味しくないらしく、指先でお口に押し込むと苦虫をつぶしたような顔をして、んガんガ言いながら飲み込みます。
だけど、ストルバイトのため・・・と心を鬼にして与え続けました。
ところが・・・
またもや、ももの食欲不振が始まったのです。
最初は、フードを目の前に匂いだけを嗅ぐ行為が始まり、何となくいやいや風に食べるという感じでした。
そのうち、匂いを嗅いで一口ふた口食べたら、フードボウルの前に伏せをするようになりました。
つまり食べたいけど、おいしくない、他のものちょうだいみたいな態度です。
それでも、ももには他の物を食べさせるわけにはいかないので、少しの茹で野菜(キャベツ、ニンジンなど)や粉ミルクなどをトッピングしたりして、なんとか食べさせようと毎食必死。
毎食1時間以上かけて、少しでも食べさせようとあの手この手で規定量の半分くらいは食べさせていました。
そんなこんなで2か月が過ぎようとした頃、一緒に寝ていたももが明け方4時くらいに嘔吐。
少々、未消化のものと黄色い泡立った液(胃液)とともに出てきました。
定期検査に行った際、そのことを話すと、
先生 「仔犬の場合は、吐きもどしはよくあるんです。」
「黄色い液体 胃液ですね。飢餓嘔吐という状態です。空腹になると吐いてしまう状態ですね。」
「この子の場合は、きちんと朝晩きめられた時間にご飯をあげるようにしてください。」
と。
そっか、お腹すきすぎて朝方、吐いちゃったんだ。
そうだよね。。 食べないで残しちゃう時のあるしね。
頑張ってもっと食べさせなきゃ。
そんな風にその時は思っていました。