翌朝、おしっこを採取し即病院へ。
答えはすぐに出ました。
先生 「ストルバイトですね。」
私 「ストルバイト」
先生 「ストルバイト結晶という結石になる前の成分がおしっこに混じっていて、そのために膀胱炎も併発してます。」
「だから、おしっこする際に痛みが走ったんだと思いますよ。」
と。
画面に映し出された結晶は、いかにも痛そうな長方形の結晶。
こんなものが膀胱に・・・。
私 「先生、うちの子まだ5カ月なんですけど、こんな小さくてもなるんですか。」
先生 「あまり見ない症例ですけどねぇ・・・。」
私 「で、どうしたらいいですか。」
先生 「まずは、お薬を処方しますから、朝晩飲ませてください。」
私 「ええ どうやって」
先生 「喉の奥に指で押しこんでください。」
私 「ゆ・指で ですか」
(その当時、初めて犬を飼い初めて薬を飲ませる行為だったので・・・)
先生 「もしくは、おやつとかに入れ込んでもいいと思いますけど。」
私 「おやつですか。。。」
先生 「あと、フードはストルバイト専用のこのご飯にしてください。」
私 「えっ」
私 「あ・・・あの・・・この子、今のご飯でさえ、やっとこさ食べ始めたのに、また新たなご飯をたべさせるんですか。」
先生 「そうですね。このこの場合は、一生、このご飯になります。」
(えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー心の声)
私 「一生ですか。」
先生 「そうですねぇ。」
私 「これ以外、ダメなんですか。」
先生 「そうですね。おやつもなるべくあげない方がいいですね。」
(えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー心の声)
先生 「ストルバイトをほっておくと、こういう(手術で取り出した石見本)石が膀胱内にできて、手術でしか取り出せないんですよ。」
「この子の場合は小さいので手術の麻酔に耐えられるかどうかの問題もありますし、小さすぎて手術も難しいんです。」
「なので、この子の場合は、まずはストルバイトを減らさなければなりません。」
「そのために、結晶の形成を抑える成分で作られたこの療法食を一生食べるしかないんですよ。」
私 「でも、ストルバイトが消えたら、普通に戻していいんですよね。」
先生 「いや、ストルバイトは再発しますからね。」
「特にこの月齢で発症しているので、この子の体質というか、普通食に戻したら必ず再発しますね。」
「ちなみに成犬用ですので、少し多めにあげてください。」
がーーーーーーーーーーーーーーーーん(一生・・・ いっしょう・・・ イッショウ・・・・・・)
この後のことはあんまり覚えてないです。
1週間後に尿検査に来るように言われ、ももを抱っこしてお薬と療法食をいただいて会計して、車に乗って家に帰ってきた(ようです・危ない・・)。