犬を飼うことに素人だった私は、ブリーダーさんに言われた通りの育て方をしました。


ごはんは、●●メーカーのフードを計量カップの線まで。(お嫁入りの時、油性マジックで線が描かれた計量カップをプレゼントされました。)


・今後、どのメーカーに変えても、一生計量カップの線まででよい。(今思えばはてなマークはてなマークはてなマーク 笑)
・もし、フードを食べなくなったら、お野菜(キャベツ、ニンジン、ピーマン)を茹でてトッピングする。
・チワワは食べなくなる場合があるので、その時は手に乗せてフードはあげないこと。(手でしか食べなくなる可能性があるから。)
・おしっこのしつけは、失敗しても怒らないこと。
・チワワは寒がりなので、室温管理は十分気をつけること。
・リンゴは食べさせてはいけない。(今、思えばWHY???)

などなど。

まじめなので(笑)、すべて忠実に守りましたよ。

でも・・・

ある日突然、その時は来ました。

うちに嫁入りして2か月くらいたった頃・・・

突如として、フードを食べなくなったんです。

それも、断食道場並みに。

食べるものとすれば、犬用ボーロを何粒か。

ひどい時は、ドックフードを3日で10粒くらい。


もうその時期は、ずっとケージ内のカドラーでぐったりと横になっていました。


野菜をトッピングしてもダメ。

犬用ミルクをひと肌に温めてフードにかけてもダメ。

鶏肉を湯がいてこまかく割いてトッピングしてもダメ。

他メーカーのプレミアムフードに変えてもダメ。

大好きなボーロを砕いてトッピングしてもダメ。

ダメと言われた手からあげることもしてみたけどダメ。


もう、ありとあらゆることをしても食べなくなったんです。


なんとかしなければ・・・と動物病院に行き助けを求めると、動物なので餓死するまで食べないことは無い。

心配は不要と言われ。。

でも小型犬なので低血糖には注意が必要と言われ、チューブタイプの栄養剤(ブドウ糖)を処方され帰宅。

でも、栄養剤もダメ。

無理やり、小さいお口に押し込んでも、げぇーっと出してしまう。

もう食べることを拒否しているとしか思えない。

食べるくらいなら死んだ方がまし とでも言ってるような印象。

そんな状態が3週間くらい続いた時、とうとう、ももにも限界が来たのです。

仕事をしていると、10時くらいに自宅の母から携帯に電話が。


ももの様子がおかしい。
ぐったりとして口の横から泡を吹いてる・・・と。

もう一刻を争う事態です。

私が仕事場から駆け付けたとしても1時間後。(その前に、仕事の手が離せない状態。)

母は、車の運転もできません。

とりあえず、ハイヤーを呼んで、動物病院に駆け込んでとお願いして電話を切ると、もう仕事になんかなりません。

ひたすら、助かって・・・助かって。

と心の中で叫んでいました。


それから2時間後くらいに、母から連絡が。

栄養剤を含んだ輸液(リンゲル)を少しずつ入れてるから、半日入院になった。

夜迎えに行く必要がある。

と。


とりあえず、最悪の事態は免れたみたいで、ホっとしました。

そして仕事帰りの夜7時頃、お迎えに行くと、ものすごい勢いで飛びついてきてすっかり元気に。

そりゃそうだ。

栄養剤をばっちり注入されたんだから(笑)


知らない場所で一人にさせた事(半日入院)で、ものすごく不安だったみたいで、これをきっかけに少しずつだけど、フードを食べるようになりました。


と・・ところが新たな問題が勃発するのです。。。