どうしてその話題が出たのか思いだせない。


誰にも触れられない売れ残りの商品の話をしていた。


なんでその話になったんだっけ?


わたしが入るずっと前から

先輩が入る前からその商品は置かれてる。


客が触れてるとこなんて

ここ最近は全く見ていない。



「いつまで置いておくんですかね。」



「この商品が売れるのと同じくらいわたしの結婚はないです。」

なんてたとえてみた。



そんな会話をしたその日の午後。


先輩が慌ててわたしに近づいてきた。


満面の笑みにひひ


「今あれ手にとって悩んでる客いるよ」


いや……

売れてもらっては困る(笑)


結局その商品は買われないまま今もある。


その日の帰り。

なんとなく寄った本屋。


いつもと違う事が起こった。


あの商品が触れられたから……

って、ふと思い出した。


売れた時

本当に何かが起こるかも黄色い花


なんて。