ごきげよう❣️
日本百人一首舞の勘孫奈です。
端午の節句についての由来も是非、読んでいただきたいのですが、
いまいちど、お伝えしたいのが
休む日について❣️
昔は現在の祝日にあたる祭りの日はハレの日といい、ハレ着を着て、ハレの食事をしたのです。
休みの日に勝手に仕事することは神事をおろそかにすることであり、休むべき日に働くのは働く日に休むことと同じ意味を持ったとされています。
休む日は身を慎しみ、清める日。
仕事を休むハレの日として年中行事の日となり、国民の祝日に定着していったということでしょう。
そして、そして、
「国民の祝日に関する法律の第2条の内容に
『こどもの日 五月五日、こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」
と書かれていることをご存知でしょうか?
『こどもの日』は同時に母への感謝する日であることが法律によって謳われているのです。
今、コロナの影響で、焦りやイライラ、諦め、負の想いが交差する毎日でしょう。
でも、今日は国民の祝日㊗️
仕事をしっかり休むのも、
先人の思いやならわしの大切な伝承です。
お父さん、お母さん、子どもたち、
みんな家でゆっくり休もう。
引用
『六法全書』 平成26年版 Ⅰ 有斐閣
参考文献
『暮らしの伝承』 蒲田春樹著 朱鷺書房
『子どもに教える 今日はどんな日?』 高橋司著 PHP研究所
『年中行事・豆知識』吉沢久子 日東書院