先日、このブログのトップ写真を、アメブロの操作に詳しい方の力をお借りして、新しいものにリニューアルしました(御協力いただいた方に謹んで感謝申し上げます)。

 

 ご覧の通り、九州・阿蘇山の写真です。

 

 阿蘇を展望する有名な「大観峰」から望んだ壮大な山嶺です。2011年8月に、私が現地で撮影しました。

 

 この写真をブログのトップに載せたのには、3つの意味があります。


一つ目の意味は、「反省」。

 

 この阿蘇の地――正確には写真の左端のあたりにあった熊本県波野村(現・阿蘇市)に、1990年(平成2年)、オウム真理教が大規模に進出し、かなりのご迷惑をおかけしました。

 

 私も現地に行って、広大なオウム施設(「シャンバラ精舎」と呼称)の建設に関わり、地域社会との対決に関わってしまいました。

 

 また、当時の村の内部にも、相当の分裂を招いてしまいました。

 

 トップ写真のリード文にも書いた、「日本と世界の『和』を破壊してしまったオウム真理教」――まさに、その地です。


二つ目の意味は、「輪」。

 

 阿蘇山は世界最大のカルデラで、巨大な外輪山にぐるりと囲まれています(こちらのページの真ん中にわかりやすい地形図があります)。


三つ目の意味は、「悟り」。

 

 大観峰から望む阿蘇の山嶺は、仏教開祖・お釈迦様の涅槃像にたとえられています(こちらのページにわかりやすい写真付き解説があります)。

 

 つまり、「輪」の中に、お釈迦様という「悟り」の象徴がいらっしゃるという大自然の光景です。


 「和」を破壊してしまったオウム真理教の反省に立った上で、万物を区別せず、万物を一体として尊重して見る「輪」の教え=「和」の精神の中から、「悟り」を実現していく。そして、真の「和」に満ちた社会を作るお手伝いをすることで、罪滅ぼしをしていきたい。

 

 「反省、そして輪の中の悟りへ」――という3つの意味を込めました。

 

 これにふさわしい内容にしていけるよう精進していきたいと思います。