NHK大河ドラマ「真田丸」に因んだオーケストラコンサート番組「真田丸コンサート」を見ました。
長野県ローカルでの先行放送では、リモコン操作で表示する、聴覚困難者向けの字幕は無かった気がします。
講談の一節とともにメインテーマの抜粋でオープニング。
ゲストの出迎えにドラマの曲「絆」。
新潟県で信濃川と名を変える千曲川のくだりに、スメタナの「わが祖国 交響詩」から「モルダウ」。
上田城築城の地固めのくだりに、奉納された伝統芸能「常田獅子(ときだじし)」。
徳川勢を迎え撃った上田合戦に、ホルストの組曲「惑星」より「戦争の神・火星」。
マルス(マーズ・アレス)のことで"赤い星"としても認識されてますね。
「惑星」は、オリジナル日本語歌詞が付いた「木星(ジュピター)」の方が有名ですねぇ。
関ヶ原合戦を前に兄信幸と真田の命運の表裏を比して(按分して)興した「犬伏の別れ」のくだりに、ベートーヴェンの「交響曲・第5番(運命)」のよく知られた部分。
犬伏は栃木県佐野市にあります。
ここのご当地キャラ「さのまる」のデザインには犬が入ってますが、「犬伏の別れ」が多少関連しているのでしょうか?
ここら辺でメインテーマのフル演奏。
「九度山蟄居」のくだりに、ブラームスの交響曲第3番第3楽章。
作曲者の亡くなる十数年前の作で、真田信繁(幸村)が名を馳せるまでが蟄居の十数年後。
曲の雰囲気も憂いを帯びたものですが、含まれる数字を掛けると「9」ですね。
「九度山」は字面通りの「山」というわけでは無いです。
「高野山」を開いた空海が、女人禁制の区域外となる麓の地に、母親を招いて庵を結んび、頻繁に足を運んだことから始まるそうです。
何度も行うことを「三」を使って表現しますが、三を重ねての「九度」なんですかねぇ?
仮名で書くと「くど」なので、「くどい」にも通じそうですがw
「山」の部分は、寺院の「山号」的なものでしょう。
締めは「大坂の陣」で、チャイコフスキーの「序曲・1812年」。
大坂の陣の約200年後がタイトルとなってますねぇ。
屋内での演奏ということと昨今の世界情勢からか、大砲の空砲撃ちは打楽器バージョンでした。
大砲は、大坂の陣の"停戦"の決め手になったモノと言われてますね。
そこまで考えての選曲だとすると、うまいこと考えてますねぇ(^^;)