マンガ「ぬらりひょんの孫」の中の、「江戸百物語組(えどひゃくものがたりぐみ)」の幹部級の名前は、概ね実在の、妖怪著作をした人名から創作されているようです。
「山ン本五郎左衛門(さんもとごろざえもん)」
実在したかはわかりませんが、江戸時代の「稲生物怪録(いなおもののけろく?)」に、百人を怖がらせようとして残り少しで失敗した人物として出てくるようです。
マンガの中で「魔王の小槌」という銘の刀を生み出しますが、広島市の国前寺に山ン本が残したという木槌があるそうです。
「柳田」
おそらく、「遠野物語」の「柳田國男」かと。
「圓潮(えんちょう)」
「牡丹燈籠」を創作した噺家(落語家)「三遊亭円朝」。
襲名前に逝去した「幻の二代目」がいたそうです。
「鏡斎(きょうさい)」
江戸時代末から明治の(妖怪)絵師「河鍋暁斎(かわなべきょうさい)」。
鏡斎がリクオを攻撃した際の「九相図(くそうず)」は、亡きがらの朽ちる様子を絵解きした仏教絵画のことで、暁斎の描いたものが埼玉県蕨市の河鍋暁斎美術館にあるそうです。
(追記)
「珠三郎(たまさぶろう)」
歌舞伎の名跡「坂東玉三郎」。
(さらに追記)
「雷電」
江戸時代の信州出身の力士「雷電為右衛門(ためえもん)」