この春、子供たちはそれぞれの新しい世界に進んだ。
その始まりを祝った時のケーキ。
プレートのメッセージは、はじめは「卒業おめでとう」だった。
ケーキを待つ間、スタバでコーヒーを飲んでいてふとひらめいた言葉。
『始まりに乾杯』
直ぐにケーキ屋さんに電話。
「すみません。プレートのメッセージの変更はまだできますか」
「はい。どのように変えますか」
「『始まりに乾杯』にしてください」
「始まりに乾杯ですね」(と言いながらお姉さん、少し笑ったような…)
確かにひらめきの勢いで電話をかけたが、始めまりに…を言う時、自分でも1~2秒言いよどんだ。
ちょっと恥ずかしかった。
思わず電話口でいろいろと背景を説明したくなったがグッとこらえて
「ハイ。それでお願いします!」
と電話を切った。
この秋からの自分の『始まり』に、写真を使い回し、祝ってみた