あるとすれば、それは「死」ぐらいのものだ。
だからこそ、人は誰かと何かを「約束」したり、「約束」と言う言葉自体や、それに伴う行動も、大切にする。
つまり、そうする事で、仮に無意識的であっても、生きている中で起こり得るコントロール外のものに対しての不安を取り除き、自分の意思で生きている実感を得ながら、道筋を作り上げ、理不尽な運命に抗おうとしているのだ。
友人との待ち合わせ、給料の振込、結婚式やコンサートなどの行事、、、
日常的な、多くの場合守られる約束の中で、人は、ひと時の安堵を得る。
兎に角、本当は約束された物など無い、と言う事を受け入れて生きて行くには、とてつもない勇気が必要だし、それは往々にして、人生に対する「諦め」と捉えられたりするので、人は約束を守らねばならないものとして、ある種の自由と引き換えに生涯を通して抱え込むのだ。
約束とは、尊く不自由なもの。
約束は、人として生きて行く為に必要なもの。
あなたは、どんな約束が欲しいですか?



