こんにちはブーケ2


先日、川島テキスタイルスクールの『天然染色データ作成』 の講座に行きました[?]


川島テキスタイルスクールワークショップ
http://www.kawashima-textile-school.jp/info/wscalendar



綿の糸を植物染料で染めてサンプルをつくる講座です。



まず、綿糸を染まりやすいように下処理します。


これは、先生が、前もってやって下さいました。ニコニコ


そして、媒染剤に糸をつけます。(アルミ、鉄、銅、すず、チタンなど)


これをやることによって 定着し、色落ちをしないよう防ぎます。


そのまま植物染料で染まるのかと思ってました(笑)


植物で染めるまでにやることが、ありますね~

さていよいよ、植物を煮出す作業です。


これは、インド茜(あかね)の根っこ(市販のもの)


オレンジや赤っぽい色に染まります。




植物染料と水をいれてグラグラ煮出します。


理科の実験みたいで 楽しいですニコニコ


そして、布で植物を こして液だけにします。



次は、ビーカーで糸を染めています。


スプーンでかき混ぜますまぜます。(染めムラにならないように)




魔女が、いろんな薬草を混ぜてグツグツ煮ているのに似ていますね(笑)






染まったら屋外で冷やします。


そして、水洗いして完成です。




みんなで手分けしたので、いろんな植物のサンプルが出来上がりましたニコニコ


植物染料を煮て黙々と作業するのは、楽しいです。


なぜ、染めるという作業が楽しいのでしょうか?


けっこう単純な作業ですよね~


単純な作業だけど楽しい!どうしてかな?


自分でも、不思議ですショック!



そんな事を考えていると、


以前、テレビで見た志村 ふくみさんの言葉を思い出しました。


その昔、植物で染めるのは、祈りだったそうです。



植物は、薬草だったりするので、祈りながら 染めてたそうです。



染める作業は、祈りだったんですね叫び


「これを着る人が、健康になりますように」



「幸せになりますように」



「邪気から守ってくれますように」


と祈りながら植物(薬草)を煮だし、染めたんでしょうね。



そんな風に祈りが込められてるものを着るって 素晴らしいですねニコニコ



染める作業が楽しかったのは、薬草や草木で祈りながら、染めてた昔(いにしえからくる記憶だったのかもしれませんブーケ2