たしかに、ここにあります。 | 愛猫手帳で観察・記録の習慣化を ~ ねこライフ手帳製作委員会のブログ

愛猫手帳で観察・記録の習慣化を ~ ねこライフ手帳製作委員会のブログ

『愛猫と本気で向き合う116ページ』愛猫の観察記録と生活備忘録を400以上の項目に書き込んでいく、生涯使用の愛猫手帳「ねこライフ手帳 ベーシック」ネット通販、動物愛護イベントにて発売中です。

 
 
「ちよだ猫まつり 2022」にご来場いただき、ありがとうございました。
 
ニャンダフルマーケットの一角に出ておりました当委員会のブースにも、2日間ともたくさんの方にお立ち寄りいただきました。このブログを通してとなりますが、心よりお礼を申し上げます。
 
 
 
 
 
「ついこの前、猫を迎え入れたばかりです」
 
「5頭の保護猫と暮らしています」
 
「3歳で腎不全になって・・・でも通院の記録はしっかりつけています」
 
「これまで3頭を看取ったんだけど、また迎え入れたいと思ってて」
 
「1歳半のスコティッシュがいます。やんちゃ盛りです」
 
「猫と暮らしたいんですけど、家族が猫アレルギーなので・・・」
 
 
など、今回もいろんな方といろんな猫のお話ができました。
 
胡ぶへいの手帳見本もたくさんの方に開いていただき、うれしかったです。
 
 
 
 
 
 
「ぽんズはうす」の脱走予防ステッカー、マグネットは、おかげさまで今回ご用意した数すべて【完売】となりました。本当にありがとうございます。
 
宅配便の人などへの注意喚起には、ドアの外側に。
出かける時、不用意にドアを開けないための意識づけには、ドアの内側に。
 
どのデザインも大好評で良かったです。ぜひご家庭で有効にお使いいただければと思います。
 
 
 
 
 
 
 
今回、あるお客様とこの話になったのですが、
 
愛猫の記録手帳というものは、企業や団体が大きな予算で作り、売り出すものというイメージがあるようで、
 
これを個人なおかつ自費で作り、大きな流通もさせずにチマチマ売っているということが信じられないと。
 
 
今回も「個人出版です、自費です」と話すたびに、驚かれました。
委員会っていう名称がハッタリであることがバレる瞬間でもありますが(笑)
 
 
 
 
正直、私が「ねこライフ手帳 ベーシック」を作った一番の理由は、
 
自分が欲しかったから。自分が欲しいと思ったものを作りたかったから。
 
※前にも書きましたが、マーケティングでよく使われる「ペルソナ」なんてものはありません。強いて言うなら自分自身がペルソナです。
 
 
ここに集中しすぎて、次の理由となる「他にないものを作って広めたい」「一緒に暮らす猫のことを真剣に考えるツールにしたい」を叶えていく上で、この手帳の存在を広めていく必要があることなど、作った当初は頭に置いていなかったのです。
 
 
冷静になって考えれば、個人で出す猫グッズとしてはかなり異質だと思います。
 
猫イベントといえば、ハンドメイドの雑貨やおもちゃ、首輪など、気軽に使えて猫も人間も楽しめるアイテムが揃っている場所。そこで愛猫手帳を、それも個人ブースで出すというのは、客観的に見てかなり思い切った挑戦といえるでしょう。
 
それでも、エンディングまでしっかり踏み込んで作った愛猫手帳を知ってもらいたいという気持ちは強くあったわけです。
 
しかしさすがに、手帳一本というのは硬派すぎて浮いてしまいかねません。
そこでオリジナルグッズを作ったり、「ぽんズはうす」さんのご協力をいただいてのグッズなども置いていますが、ステッカーのようなお気軽に手に取れるものをきっかけに、猫と安全に暮らしてくための意識をお客様と共感し合えるようになれたのは、やっとこの1~2年ぐらいでしょうか。
 
 
 
 
私、20代の頃は店頭販売職にどっぷり浸かっていました。
(社名を言うと驚かれるので伏せています。それほど円満退社でもなかったし 笑)
 
1日の売上が数百万という売場の責任者も経験しましたが、売っているものは会社の商品。売上も在庫も会社の数字。しっかり働くことはできていても、そこに「自分」はいなかったような気がします。
 
 
 
現在はすべてを自らの管理において、主体的に行っている状況。
気持ちも含め、そこに「自分」がしっかりとある環境で、責任感もケタ違いに大きくなります。
 
 
 
それでも、自分で作ったものをご紹介し、ご家庭に持ち帰っていただく。
このやりがいの大きさは、ハンドメイドなどでご出店の皆さんと同じです。
 
 
企画立案、構成、製作、商品化、販売・・・そのすべてに「自分」がある。
私にとってはこの条件でチャレンジすることが、最もしっくりくるものだったのでしょう。
 
 
 
 
 
世の中、いろんな愛猫手帳が発売されつつあります。
正直、とてもうれしいです。
 
愛猫のために書くアナログ手帳の供給量が増える。少し前までは想像もできませんでした。
なぜならこの手のアイテムは「無料配布」というのが普通でしたので。
 
 
 
手帳の活用には継続というテーマが伴います。
今回の猫まつりでも、あるお客様が言っておられました。
 
 
 
無料の手帳はスペースが小さすぎる。
愛猫の健康管理や寿命を真剣に考えるようになった時、とてもここに記していこうという気にはなれない。
 
 
 
心の中で、ちょっと泣きました。この声が聞けて良かったと。
 
なぜならこの問題が、私が「ねこライフ手帳 ベーシック」を作っていく上でのアンチテーゼだったから。
 
 
 
愛猫の生涯、そしてねこ生のいろんなステージに寄り添う手帳に価値(対価)をつけることは、愛猫がこの世に生きた日々にも相応の価値を与えるものとなる。私はそう信じています。
 
 
 
 
 
迎え入れから見送りまで。
母子手帳からエンディングノートまで。
出会いから終生の看取りまで。
 
これまで誰も手掛けたことがなかった、愛猫のすべてにフォーカスした手帳は、たしかにここにあります。
 
 
 
目にしていただける機会はまだまだ少ないかもしれませんが、
当委員会からもできる限りの努力によって、「必要とされている方の手に渡るようにしたい」。
 
 
猫と暮らす友人知人の皆さんに、広めていただければ幸いです。
ここに、こんなものがあるよと。
 
 
 
2022/4/16(土)「講師のいない猫セミナー7」 
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