m3.com編集部  3月21日(木) 配信
 政府の規制改革会議(議長:岡素之・住友商事相談役)は3月21日に第5回会議を開き、国民や企業から規制改革の提案を受け付ける窓口「規制改革ホットライン」の設置を決めた。3月22日から運用を開始する。

 「規制改革ホットライン」は、内閣府規制改革推進室の専任チームが運用する。規制改革の提案がある国民や企業は、規制改革会議のホームページに設置される受付窓口から提案内容を投稿。投稿された提案は、専任チームが精査して選別し、重要と判断されれば改革が必要な検討要請項目として選定される。検討要請項目は、随時、所管省庁に対して検討要請を行うとともに、規制改革会議に報告する。

 所管省庁からの回答は、規制改革会議や該当分野の作業班(医療関連であれば「健康・医療ワーキング・グループ」)に報告し、必要に応じて改革を検討する案件として取り上げられる。【島田昇】