2012年9月28日 

 1位は東京医科歯科大学、2位は東京大学、3位は東京女子医科大学――。

 2012年度医師臨床研修マッチングの「中間公表」の結果が9月28日に公表され、全国79の大学病院本院を「1位希望」として登録した人数でランキングすると、このような結果になることが分かった。長年1位を保っていた東京医科歯科大学が、2011年度は東京大学と交代したものの、再び1位に返り咲いた。今回のマッチングは、2013年4月からの臨床研修先を決めるために実施される。

 上位10位の中で、特に大きく順位を上げたのが、6位兵庫医科大学、7位筑波大学。上位20位では、11位杏林大学、13位福岡大学、16位佐賀大学、18位川崎医科大学、19位関西医科大学が2011年度より順位がアップ。

 また例えば、九州・沖縄の11大学中、6大学は30位以内に入っている。これに対し、東北の6大学はいずれも60位以下で、63位福島県立医科大学と79位岩手医科大学以外の4大学はいずれも順位を下げている。従来から下位の東北勢は、順位を上げられずに低迷が続いている。

 「中間公表」に先立ち厚生労働省は、2013年4月からの臨床研修の実施体制を公表している(資料は、厚労省のホームページを参照)。(1)基幹型臨床研修病院・大学病院は1019カ所で、2012年度に比べて7カ所減で、4年連続の減少、(2)研修医の募集定員は1万739人で、小児科・産科の研修プログラムに関する特例定員を除くと、2004年度の臨床研修必修化以降で最小、(3)都市部の6都府県(東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡)以外のその他の道県の募集定員の割合は61.4%で過去最大――となっている。