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2011年7月22日 提供:共同通信社

 【ソウル共同】韓国の有力月刊誌「新東亜」8月号は、死産した赤ん坊や生後1~2カ月の乳児の人肉からつくられた粉末入りのカプセルが中国から韓国に流入し、ソウルの薬剤市場でひそかに売られていると報じた。

 韓国関税庁が近く検察当局に捜査を要請する予定という。

 同誌によると、今年初めに寄せられた情報を基に、中国現地で韓国に流入しているのと同じカプセルを同誌が入手。関税庁の協力を得て国立科学捜査研究所で成分分析を行った結果、遺伝子情報が人間のものと99%一致した。材料となる乳児の遺体などは、ブローカーが吉林省延辺朝鮮族自治州図們市の病院から買い取っている。

 同誌の取材では、ソウルの薬剤市場に持ち込まれたカプセルは、大病を患った人に効く妙薬として100個当たり70万~80万ウォン(約5万2千~6万円)で密売されているという。

http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/7/22/139668/