4月1日 12時20分
鹿野農林水産大臣は、閣議のあとの記者会見で、国の暫定基準値を超える放射性物質が検出され、出荷制限となった農産物の制限を解除する具体的な条件について、来週中には政府としての結論を出すという見通しを示しました。
国の暫定基準値を超える放射性物質が検出された農産物の出荷制限について、生産者からは、こうした状態が続けば生活ができなくなるとして、安全性が確認されれば制限を解除すべきだという声が上がっています。これについて、鹿野大臣は、閣議のあとの記者会見で、「出荷制限については、数値が安定的に下がった場合には解除する方向だが、具体的な条件は、来週中には政府としての結論が出されていくと思う」と述べました。また、現在、県単位で行われている出荷制限について、自治体から範囲をより狭い範囲に分けて行うべきだという要望が出ていることに対しては、「例えば、福島県でいえば、浜通り、中通り、会津地方と、地域ごとに解除するということも1つの考え方だ。出荷制限を解除する前には、どういう進め方がいいのか、県の要望も聞きながら対応していきたい」と述べ、今後、関係する県と調整しながら条件の詰めを急ぐ考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110401/t10015040251000.html
鹿野農林水産大臣は、閣議のあとの記者会見で、国の暫定基準値を超える放射性物質が検出され、出荷制限となった農産物の制限を解除する具体的な条件について、来週中には政府としての結論を出すという見通しを示しました。
国の暫定基準値を超える放射性物質が検出された農産物の出荷制限について、生産者からは、こうした状態が続けば生活ができなくなるとして、安全性が確認されれば制限を解除すべきだという声が上がっています。これについて、鹿野大臣は、閣議のあとの記者会見で、「出荷制限については、数値が安定的に下がった場合には解除する方向だが、具体的な条件は、来週中には政府としての結論が出されていくと思う」と述べました。また、現在、県単位で行われている出荷制限について、自治体から範囲をより狭い範囲に分けて行うべきだという要望が出ていることに対しては、「例えば、福島県でいえば、浜通り、中通り、会津地方と、地域ごとに解除するということも1つの考え方だ。出荷制限を解除する前には、どういう進め方がいいのか、県の要望も聞きながら対応していきたい」と述べ、今後、関係する県と調整しながら条件の詰めを急ぐ考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110401/t10015040251000.html