柚木原遼子のお仕事遍歴を
徒然なるままに書いていこうと思います。
次に担当したのは
進学コース(中学受験しないコース)の
小学4年生。
こちらも少人数で
クラス分けしていないから
レベルがバラバラで。
前回の小学3年生にしても
今回の小学4年生にしても
とにかく60分のうちに
1単元終わらなきゃいけないので
やることがすごく多い。
どれだけ効率よく
わかるように授業を進められるか
がキモになってくる。
というわけで、
手作り教材を作った、作った
ホワイトボードにパッと貼って
説明できるように
どれだけでも作ったよね
塾講師は授業時間分しか給料でないのに
〜休み時間分が給料に反映されてなくて
びっくらこいた〜
家で教材作ってる時間の方が長くて
時給100円かなという感じだけど
創るのは好きだから苦にならず
他の先生には呆れられてた
↓これは、かけ算の仕組みを理解させるためのボード。
そんなある日。
ほかの子がお休みしたりして
かけ算の苦手なRくんと暗算が得意なKくんの
2人だけの授業をすることになった。
Rくんはかけ算が苦手だから
問題を解くのに時間がかかるし、説明も大変。
そのうえ前回お休みしていて
1単元遅れている。
Kくんは暗算が得意で
式を書くのをすっ飛ばすのが難点だけど、
理解が早いので応用問題まで行っちゃって
ともすると時間を持て余してしまう。
いかにしてこの二人を同時に教えるか?
考えた末、もう力業で
ホワイトボードを2つに区切って
2単元同時並行で教えることにした
やったやったよ、私
孤軍奮闘丁々発止一触即発
私がどれだけ孤軍奮闘したか
誰も知らないけれど
とにかくやり切って
大汗をかいたのは間違いなかった。
…とそんな日もあったとさ。