私の願い | wannmamaブログ

私の願い


ココたんの

大好きな大好きなお友達・・・

太郎君(シーズー)が・・・

膵炎による多臓器不全で・・・

13年の犬生でした




お友達のわんちゃんが

病気になった時

私は

相談を受けても聞くだけ・・・

助言は一切しません




なぜなら


我が子を思う

飼い主さんの判断が一番正しい

と信じてるからクローバー







去年 ココたんも膵炎になりました

痛み苦しんだけど

一週間集中治療して頂き

今があります

(2020年6月にアップしてます)


膵炎と診断され間もなく

太郎君ママさんからLINEが・・・


「ココちゃん使った
 お薬の名前教えてもらえる?」


太郎君ママさんは

担当医に

「このお薬を使って欲しい」と

お願いしたけど

投薬は・・・無かった  と






膵炎告知から3週間後


「ココちゃんの
病院の先生紹介してもらえないかな?」


担当獣医に連絡したところ
快く救急で診てくださいました


私が連絡した時

私には

「膵炎と言われて23日・・・
   正直 厳しいと思う」

と言われ そのことも

太郎君ママさんにお伝えしました



一緒に行って欲しいとお願いされて同席



太郎君の負担にならない状態で
エコー検査

多臓器の腫れ炎症の説明を受けました


炎症が多臓器に拡がり
臓器としての働きはほぼない状態

新薬を使ったとしても 
効果は期待できない
太郎君が苦しむだけ

苦しんでも
元気になる見込みがあるなら
僕はすぐに使います

でもお母さん
その可能性は 
残念ですが
ほぼ無いです


「太郎に何をしてあげられますか?」


静かに一緒いてあげること
それが今の太郎君には
一番安心で幸せなことですよ〜

お母さん
太郎君に残された時間は
とても短いかもしれません

「・・・・そ〜思います・・・」


太郎君よく頑張ってますよ
すごいよ! えらいよ!

お母さんと一緒に居たいから
力一杯頑張ってるんですよ


「・・・・泣」


お母さん
太郎君の頑張りを
しっかり受け止めてあげてください

辛いけど
現実をしっかり受け止めてあげないと
太郎君が可哀想〜だよ

お母さん!
踏ん張れ 頑張れー!


「・・・・大泣き」


(ココ担当医)
とても辛いお願いをしてます
だけど 
太郎君の為に頑張ってあげられるのは
お母さんしかいないんですよ〜




たぶん医師の言う
踏ん張れ 頑張れ・・・の意味は

太郎君が大好きなママだから
太郎君のため
これ以上苦しめないため
お別れの覚悟が必要です

とゆぅ意味と私は認識しました



今後僕(ココ担当医)
診てあげても良いです
でも
太郎君にとって
(ココ担当医)
全く知らないおじさんなので
太郎君が僕の顔を見るたび
とっても不安になると思う
それはとっても可哀想なことです

長く診てくださってる先生に
診てもらうのが
太郎君にとって
一番安心で幸せだと思います  



とココの担当医は

寝たままの太郎君を撫でながら

お話ししました




飼い主さんによっては



ココたんママさんの獣医さんに

見捨てられた!



あの獣医 

何もしてくれなかった!



・・・と考える人もいるかもしれません



当然です




我が子を手離さなければならない

そんな地獄の迷路に置かれた時

精神的にも思考的にも

すべてを否定したくなってしまうのが

普通




でも

この終末期の我が子に対し

すべての力をふり絞り

精一杯心臓を動かしてる我が子に

それでも 頑張れ

奇跡を起こしてぇ

頑張れ 頑張れ

お願い! お願い!


・・・と



我が子の時間が止まる瞬間まで

我が子に念じ続け



最愛の我が子に

たくさんの愛


たくさんの感謝


なにひとつ伝えないまま

お別れしなくてはならない

飼い主さん

 

担当医の言葉の中には

太郎君ママさんに

そんな悲しい

飼い主さんにはならないで欲しい


・・・とゆぅ願いが

込められていたのかもしれません



病気を治す事ばかりに執着し

本当〜に

大切なもの

大切なこと

を見失ってしまうことが

飼い主にとっても

愛犬にとっても

一番の不幸・・・





厳しい状態で

担当獣医を紹介する・・・ことは

色々な意味で危険です

親切心真逆になる場合もある


そんな悲しい現実も


何度も見て聞いてます







だから

本当〜は紹介したくなかった・・・




でも太郎君ママさんは

静かで

かけがえのない大切な時間を

過ごしてくださいました



紹介して良かった・・・







それから2日後

太郎君はママに抱かれ

静かに 静かに 

犬生を終えました




ママさんから電話を頂きました


太郎が食べなくてなって
正直 元気になる事は
どこかで諦めてたのかもしれない

でもこのまま手放してしまうと
後悔の気持ちしか残らない 
と思ったの・・・

○○先生を紹介してもらい
初めて覚悟を持てた

そのあと
いつもの病院に行くこともなく
ただただ一緒に添い寝してたの
太郎とたくさんお話しできたの


太郎〜・・・

もぉ頑張らなくていいよ・・・

太郎はすごくたくさん頑張ってくれた

太郎 ありがとねっ


・・・と伝えた翌日旅立ったと・・・

 

太郎 ほんとに逝っちゃったの  泣

嫌なの 嫌で 嫌で 嫌なの  泣



クーたんとのお別れの瞬間が

昨日のことの様に思い出され

私の周りの空気が無くなった・・・



言葉が見つかりませんでした

ただ ただ 聞いてあげるだけ・・・





我が子を手離す覚悟・・・


もぉダメかもしれない・・・

とゆぅ気持ち


なんとしても手離したくない・・・

とゆぅ気持ち


ママさんは

この辛い気持ちの狭間で

毎日毎日

悩み苦しんでいたんだよね・・・




今もこれからも

ただただ

お話しを聞いてあげたい





太郎君の可愛い肉球(旅立ち後)
ママさんが送ってくださいました


太郎君

太郎君は病気に負けたんじゃない

太郎君は授かった命の時間を

精一杯生ききったんだよね


ママと一緒によ〜く頑張ったね

カッコよかったよ


ママは

寂しくて

悲しくて

悔しくて

今日から毎日泣いちゃうから

しばらくママと一緒にいてあげてねっ


頑張った太郎君に・・・合掌





最愛の我が子が

飼い主さんの

優しさ一杯に包まれて

命の時間を終える・・・

それが

私の願いです