GDP3位のからくり | ~のんびり投資~

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2007年9月23日開設(前身ブログ)

http://www.radionikkei.jp/podcasting/themoney/2017/01/player-post-686.html

ザマネー ラジオ日経より35分ごろから

 

日本は世界でGDP3位です。すごいじゃないか。

しかし、 1人当たりGDPでは先進国最下位。

 

まだまだあって

1人あたりノーベル者数も実はそんなにすごくはない。(世界39位)

1にんあたりの労働生産性も高くない。

1にんあたりの輸出額も実はたいしたことないそうですし(世界44位)

1にんあたり研究開発費も10位

なぜ3位なのか 先進国で人口1億人超の国は日本とアメリカ 

そう人口で水増ししているから 全体では大きくなる。 そんだけだったのだ。

中国は人数が多いので1人当たり生産性が1円増えるだけでとんでもなく伸びる。

宝くじ1等出ました。この売り場が全国で一番1等が出ます。と暮れにニュースでやるけど

売り上げも全国で1番です。(確率はどこで買っても同じ)と同じ原理。

母数が大きいから大きく見えるだけ。

 

そしてさらに。日本は無理に仕事時間を膨らませ無理に全体の数字を作っている。

残業時間なしで同じ仕事がこなせる(効率が良くなれば)ことができればその空いた時間がさらに生産性が向上する。

先進国の中でも最もな生産性向上を果たせば GDP1・5倍も可能との説もあるそうです。

 

日本の不況解決の手掛かりになるのか。 

 

 

長年 生産性が低いのにGDP3位で経済大国と言われていた理由は先進国の中で人口が多い国だから。この理由を聞いたとき 日本は本当に裕福な国ではないと感じます。

先進国でGDP2位だが実質最下位この現実を覚えておかなければいけない。

3位に転落したいまだからこそ生産性の観点をほかの先進国から学ばなければいけないのではないでしょう。

日本は常に外国を見て 日本の古き良き文化を尊重しつつ日本スタイルにカスタマイズしてきました。 まだまだ学ぶべきことはあると感じる