元々

和菓子好きでしたが、


北京に暮らした頃から

日本恋しさからか

そういう年齢に達したからか

輪をかけて好きになり、


なかでも羊羹には目がないラブ



とりわけ、


〝夜の梅〟と言われる
練り羊羹に小豆がぽつんぽつんと
入っているものが好きで、



こし餡の滑らかさと

粒あんの豆感の

両方が味わえる…



美味しいところ取りの

羊羹なのです。



練り羊羹の中に

僅かに散らした小豆の粒を、


闇夜に咲く梅の花に見立てた

ネーミングも粋で良い。



この羊羹の歴史には

諸説あるかと思いますが、



全国の百貨店で購入可能な

和菓子ブランドでは、


東の〝虎屋〟

西の〝鶴屋八幡〟と

勝手に番付していますおいで



小さなサイズもあり、

食べやすいのです。


今回、

初めて味比べしてみました。



鶴屋八幡の方が

甘さを感じますが、


実は糖分は控えめで

つるんとした舌触りが特徴です。


虎屋はこし餡が濃厚で

羊羹らしさは強いです。



どちらも美味しく


材料は同じですが、


おそらくは

材料の配分や

微妙な作り方の違いからか、


味わいは異なります。




どちらが好みかというと、


春夏は鶴屋八幡、

秋冬は虎屋と


これまた勝手に

食べ分けですおいでおいで



この偏愛ぶりは

何なのでしょうねほっこり



皆さんはどちらが

お好みでしょうか。



月夜見梅花

(月夜に梅花を見る)


菅原道真 11才


天才ですよね。。