わんの脳性麻痺がわかるまで、つづきです。
①はこちら→わんの脳性麻痺がわかるまで①
再診までの1ヶ月間、私は意識的に左手を使わせるように、右手を抑えたり、時には手袋をさせ使えないようにしたり…。
それがよかったのか、はたまた単なる成長なのか、わんの左手の動きは少なからず上達していました。
それで安心する反面、やはり右手ほどとはいかないので心配も消えていませんでした。
そして再診日。この日は主人も一緒に病院へ。
やはり、以前診ていただいた先生はいなくなっていて、新しい先生。
今度の先生も若い男の先生でした。
再診といえど、先生がかわったのでまた1から診察です。
結果はやっぱりMRIをしてみないとわからない。との事。
異常なしと信じて疑わない主人はMRIは反対なので食い下がります。
主人「リスクをおってもMRIした方がいいという事ですか?」
先生「そうですね、可能性を否定するという事も大事な事なので。」
その通りですよね。
私はというと、この1ヶ月間、診察時に聞こうと思っていた事を質問。
私「握り拇指という事はないですか?」
先生「うーん、握り拇指だとすると、左足の足首の硬さはなんなのか、という事になります。左手左足どっちも、という所が気になるんです。」
これも、確かになぁ〜と思いました。
そして、これは先生に言おうか迷っていたのですが最初に行った神経科で聞いた、発達に詳しい先生の事。
なんだか先生の診断を否定しているようで言いにくかったのですが、勇気を持って聞いてみました。
私「以前、神経科の〇〇先生がお詳しいと聞いたのですが、診察していただく事は可能ですか?」
先生「もちろんです。〇〇先生の方が専門ですし、僕よりもお詳しいので、診てもらうのもいいと思います。すぐに手配しますね。」
快く、了承していただけました。
勇気を出して言ってよかったです
半月後に予約がとれ、またそれまで様子見です。
この時点でわん生後9ヶ月すぎ。。。
総合病院で診てもらうには、待ち時間も、待機時間もたくさんかかりますね。
今考えれば、後悔しかないです。
そして、半月後。
この日も主人と一緒に病院へ。
神経の先生は女の先生でした。
(調べると、どうも療育センターの先生のようでした。今後この先生をS先生と呼ぶことにします。)
S先生は、さすが専門の先生ということもあって、診察が小児科とは全く違いました。
専門的な事はわかりませんが、反射や、動作など、細かく診ているように感じました。
結果は、
・右手を隠せば左手を使う。不器用だが利き手の範囲内?
・成長はギリ月齢相当(ハイハイできませんでしたが、ズリバイができました)
・ズリバイの様子から右手を主に使っているが左手で補助運動ができている。
・立たせると左足の尖足がみられるが改善傾向にあるならよし。(はじめはバレリーナのような立ち方だったのから、つま先立ちになりました)
という事で、すぐにMRIを撮るほどの緊急性はなく、このまま成長がスムーズなら問題なし。
一歳で再診しましょう。との事。
この診察結果は、専門の先生という事もあり、とても安心したのを覚えています。
しかし、今現在、脳性麻痺という結果ですので、それほど、わんの症状は際どいところだったのだと思います。
つづく