難儀 | 大工な、わだログ by 株式会社和宇

難儀

松下幸之助夫人むめのさんの、著書、難儀もまた楽しから

結婚当初松下幸之助さんといえど、丁稚上がりの電気工のサラリーマン
病弱で借家住まい財産のひとかけらも無い
家計を任された、むめのさんは、内職をして家計を支えていたのですが、
松下幸之助さんが、内職の事を知ったのは、50年後だったそうです。
結婚して2年後松下幸之助さんは、体が弱くずっと会社務めは、
無理だ、自分で商売がしたいと独立。ソケットの製造の仕事を
始めたのですが、独立してからソケットの作り方がわからない
材料はわかるけど、調合の仕方がわからないような
むさんこな人だったようです。
むさんこな夫の大きな夢を自分のものとして、むさんこな創業期を
乗り越えられました。
むめのさんは、苦労は、心の持ちようで感じるもので
ものがない、お金がないのは、難儀であって苦労では無いと
その難儀さえ楽しいと言われています。
心の持ちようで、習慣が変わり人間力につながる事を
言葉の上っ面でしか理解で来ていない僕は、
未だ甘ったれです。
小利を見れば則ち大事成らず。
目先の欲求に目が眩み少しの難儀を、大きな苦労として考えています。
僕の夢は、循環型社会の再生です。
住宅の寿命を木の循環に合わす事で、森を活性化させて、豊かな水源を
守り豊かな土を末代まで残すことです。

新婚旅行でギリシャに行きました、建築家の端くれとして建築の聖地に
一度行ってみたかったのです。
日本やバンクーバーなど豊かな土のある場所にしか行った事のない僕には
素晴らしい建築以上に驚いた事があります。
山にほとんど木が生えて無いのです。
土が沢山の木を育てれるほど、豊で無いのです。
砂漠のように元から痩せた土だった訳ではありません。
植物の循環を無視して、私欲を尽くした結果だそうです。
話がそれましたが、大きな夢を持つ事は、
難儀もまた楽しにつながって行くのだと考えさせられました。