くじ引き。 | 渋谷亜希オフィシャルブログ「老犬レンジャーズ」Powered by a Ameba

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少し重い内容なので
スキップしちゃっていいですからね
この記事。


実は。。。
蘭花が右の前足を痛そうに、地面に付けないようにしてて
獣医さんに連れて行ってレントゲンを撮ったら骨に異常が見つかって
それも骨肉腫、多発性骨髄腫の疑いがあるっということで
更なる検査が必要になって
その結果待ちで一週間近く、もうどうしたらいいかわからなくて。

結果「陰性」

おそらく昔の怪我による骨の変形ではないかとのこと。

もちろんすごく嬉しかったんですよ。
でも今も胸が痛みます。

みなさん、骨肉腫という病気を知っていますか?
今回私は色々と犬の骨肉腫について調べました。
日本語のサイトは限られていたので英語圏のサイトも。
恐ろしい病気なんです。
まず、骨肉腫と診断された時にはもうほとんどのケース
肺に転移しているそうです。
伴う激痛は堪え難く、
骨肉腫が見つかった足の切断
もしくは安楽死を進められます。

「陽性」だった場合、私は飼い主として
切断か安楽死を選ばなければならなかったんです。
こんな私が。まだ人として未熟、幼稚な私が
そんな決断を下すなんて。無理でしょう。
どう考えても無理でしょう...

今回は最悪を想像するだけで終わりましたが
たまたま運が良かった?
くじを引いたら「陰性」だったってだけのように思えます。

病気について調べることによって私が気づかされたのは
実際この恐ろしい病気におかされている犬達がいるということ。
そして今回私がたまたま逃れる事ができた決断に迫られている
飼い主さん達がいるということ。
その悲しみや痛みは凄くリアルなんです。

家の子じゃないど、
誰かの子がこの恐ろしい病気と闘っている...

あまりにも当たり前な事を言ってて恥ずかしいんですけど、
自分の身におきていないからって、おきてないわけじゃない。
実在しないわけでもない。
今の私の想いって、“犬、飼い主、病” だけにとどまらず
色んな場面に通じるものがあると思って。

悲しみを共有できたらその痛みは軽減するのでしょうか。

I feel your pain.

少しでも、気持ちがらくになりますように。