犬の血尿で膀胱結石が判明!その治療法と費用についてのブログ -6ページ目

犬の血尿で膀胱結石が判明!その治療法と費用についてのブログ

愛犬チワワが突然の血尿!慌てて病院で検査をすると、膀胱結石と判明。最初の結石の成分はストルバイト。再発後はシュウ酸カルシウム結石を繰り返し、3度の摘出手術。発症から5年。これまでの治療方法の内容と費用についてのブログです

犬がシュウ酸カルシウム結石になってしまったらカルシウムはとるべき?控えるべき

 

 

愛犬がシュウ酸カルシウム結石になってしまったら、食事にはとても気をつかうことになります。なかでも、結石の名称に含まれているカルシウムはとっていいのか?とらない方がいいのか?飼い主さんは迷うところでしょう。

 

結論としては、昔は「カルシウムはとりすぎないように!」と言われていました。でも、今は「カルシウムはとった方が良い!」と言われるようになりました。

 

いったいどっちなの!?と言いたくなりますが・・・(-_-;)


実はこれには理由があるのです。
それは、「シュウ酸」「カルシウム」が結石になるメカニズムが関係しているのです。

 

シュウ酸カルシウムが結晶化するメカニズム

 

【「シュウ酸」を摂取したときの正しい流れ】

 

「シュウ酸」は、水に溶けやすく緑色野菜などの食べ物に多く含まれています。これが口から胃へ、そして腸内へ移動していきます。
そこで、「シュウ酸」と「カルシウム」が1対1の割合で結合


結合すると水に溶けにくくなり、腸壁にとどまり、便となって体外へ排出されるのです。

これがシュウ酸を摂取したときの正しい流れなのです。


ところが・・・。

 

 

【シュウ酸が尿へと流れるのはなぜ?】

 

先ほど、「シュウ酸」と「カルシウム」が1対1の割合で結合すると言いましたが。このとき、脂肪分を一緒に摂取していると、「カルシウム」は「脂肪」と結合しやすくなってしまいます。

 

すると必然的に「カルシウム」が少なくなり、カルシウムと結合できなかった「シュウ酸」が腸内で吸収され、血液から腎臓へ流れていきます。

腎臓は尿を作っているところなので、シュウ酸は尿へと流れていきます。

 

【尿中のシュウ酸が増えるのはなぜ?】

 

尿中の排泄量は、「カルシウム」が1に対して「シュウ酸」はその10分の1~20分の1と言われています。
そのため尿中のシュウ酸が増えてしまい、シュウ酸とカルシウムが結合して「結晶」ができます。その結晶が更に結合することで、「結石」となるのです。

 

犬のシュウ酸カルシウム結石にカルシウムを取った方が良い理由

 

シュウ酸は、腸内でカルシウムと結合して便となって排出されるのが正しい流れです。
でも、腸内のカルシウムが少ないとシュウ酸があまってしまい尿へと流れてしまいます。これを防ぐためにカルシウムは多めにとり、腸内でシュウ酸と結合させてあげるのです。

 

カルシウムがあまって尿へ流れてしまったとしても、先ほど言いましたが排尿されやすい性質をもっています。でも、シュウ酸は排尿されにくい性質を持っているので、腸内に留まらせ尿へと流さないことが大切なのです。

 

 

まとめ

 

シュウ酸カルシウム結石の犬に、カルシウムは取った方が良い、というのが今の定説です。(昔と変わりました。)
また、水分をきちんととって排尿を促してあげることで、尿中にできたシュウ酸カルシウム結晶を体外へ排出してあげましょう。

 

  • カルシウムはとった方が良い
  • 脂肪分は控える
  • 尿中のシュウ酸を減らす
  • 水分をとって結晶を排出させる

 

以上が、シュウ酸カルシウム結石の子にカルシウムを取った方が良い理由です。