ちょうど2年前ぐらいでしょうか。

 

結婚してしばらくして、

奥さんが腹痛を訴えたので病院へ。

 

そしたら子宮に腫瘍が。。。

「チョコレート嚢胞」っていう血液(生理時の出血)が固まってできる良性の腫瘍でした。

これが出来ると、妊娠しにくくなるようで、放っておくのも良くないようで。。

 

生理時の出血が固まってできるものなので、

一番の治療は妊娠なんだって。

妊娠することで生理が止まるから、それが1番の治療だって言われれたこともあって妊活開始。

妊活にあたって、まず大きくなったチョコレート嚢胞を取り除く手術をしました。

手術って結構体と心への負担が大きくて、しばらく自律神経が整わなかったり、辛かったと思います。

 

でも、手術で腫瘍を取って綺麗になったタイミングが一番妊娠しやすいんだとか。

ということで、セキソビットという排卵誘発剤を飲んでタイミングを計って、薬の副作用に悩まされながら、

なんとか不妊治療の結果、1人目を妊娠!!

 

 

信じられなかったけど、すごく神秘的なものを感じた瞬間でした。

 

 

これで一件落着と思いきや、、喜びもつかの間、

妊娠8週頃に流産をしてしまいました。。

稽留流産(けいりゅうりゅうざん)というやつで、お母さんには何の非もなくって、

染色体異常によって3割ぐらいの人はなる流産なんだって。

 

 

そうは言われても、簡単に受け入れることはできず、

しばらくしんどい生活が待っていました。

流産をすると、赤ちゃんをお母さんのお腹から取り除く手術が必要です。

手術をすると女性ホルモンのバランスが乱れるので、ダブルパンチで奥さんの体と心に負担が。。。

 

そんなときに限って周りの人が妊娠・出産するんだよね。

ほんとタイミング悪い。。。

 

それが引き金となったのか、

しばらく奥さんはパニック障害にも悩まされ、その後もなかなか妊娠できずに想像以上に大変な日々を過ごしてきました。

パニック障害になると電車に乗るだけでめまいがしたり、結構日常生活が大変になります。

僕も仕事柄帰りが遅い日が多くて、余計に精神的に不安定な日々でした。

 

 

旦那目線でも、やっぱりこんな時こそ、そばにいてあげたい。

でもこんな時期に限って仕事がたまる。。

働き方を考え始めたきっかけもこの頃ですね。

 

 

今では少しずつ回復に向かっていますが、

思い出すだけで大変だった思い出です。