思い出 ⑤ 忘れられないクリスマス

大吉と五右衛門には、お気に入りの場所がありました

そこは、ソファーの背に沿った窓際

我が家はリビングが2階なので、ここから見下ろす景色も、ワンコにとっては高いはず^ ^

とにかく外を見るのが大好きでした

若い頃は…

いつもお留守番のふたり。

家の見張り役は、お任せあり

任せられないよ

近所のワンコが外を散歩しても、ワンッワン

自宅のシャッターを開けると、ワンッワン

ピンポーン♫の呼び鈴に、ワンッワン

とにかく、よく吠えていました

しつけが全くなってません…。

もちろん、じゅうたんのマーキングだって、日常茶飯事

でも、晩年は…

ふたりともお気に入りの場所すらも、のぼれなくなってしまいました

耳も遠くなり、私が帰ってきたことすら気付かず寝ていました

吠えることも少なくなりました

すっかりしおらしくなってしまった爺ふたり

でも、若い頃はかなりヤンちゃしていました

自分をワンコとは思っていません

じーーーーー…

大吉に、卵焼き…狙われています

ダメです

こんな調子で素早くパクッと、やられることがよくありました。

しかしっ！

2008年のクリスマスイブの夜、事件は起きました

ネギの刺さった焼鳥を串ごと丸呑みした五右衛門

＊イメージ画像  串鳥さんからお借りしました。

慌てたパパとママは、近所の動物病院のドアをたたきます。時間は21時過ぎ…。

先生、『もうお酒飲んじゃったからなぁ…』

     先生、助けて下さ〜い

『夜間動物病院行きなさい。』と…(T-T)

私の住んでいる街には、夜間動物病院というものがあります。

結局、五右衛門は、内視鏡で串を取ることに。

パパさんとママさんは、廊下で待ってて下さい…と言われ待っていたら…

キャィ〜ン

  キャイ〜ン

    キャイ〜ン

        五右衛門の泣き声が

先生が、取った串を持ってきました。

見事に串は真っ二つに折れていましたが、その串には、ネギと鶏肉が刺さってました

もちろん先生にも、『絶対気をつけて下さいよ！』とお叱りを…(T-T)

   ハイ！絶対気をつけます！

そして、楽しいクリスマスイブ🎄は、過ぎていきました

パパとママには、10万円と言う高額な治療費が請求されました。

そういえば、、、最初に駆け込んだ動物病院の先生が言ってたっけ…

『夜間救急は、通常の動物病院の

3倍費用はかかるよ！』と…

      ただですら、動物病院は治療費高いのに！！！

忘れられないクリスマス

と、なりました。

エクレアのように、長くなっている五右衛門

気をつけようね痛かったね…

大吉 5才

五右衛門 4才

しばらくしたら、弟が生まれるよ〜

＊長い文章を読んで下さりありがとうございます(*´∀｀*)