ちびズ | おしんの俺様風流記

ちびズ

おしんです。

約二ヶ月半前、仔犬が生まれた。明け方から、立ち会い出産だ。

初めて生まれたばかりの仔犬を抱いた。

温かい…。

多分、これが命。すげー感動した。

それが、だんだん大きくなって今も元気に遊び回ってる。

すげー可愛い。

でも、いつかはちびズとも離れなければならない運命。それは解ってる。急いで里親を探さなきゃ。

そこへ今朝の母親の一言。

たかが犬。保健所へ連れて行け。早く処分しろ。結局、母親と大喧嘩の末、保健所に相談に行く事にした。ちびズと共に。

基本的には、保健所が一定期間、管理した後は処分されます。しかし、仔犬の場合は動物愛護団体が里親探しをしてくれます。確かに飼えなくなったからって、簡単に捨ててしまう無責任な飼い主より、保健所に渡して、里親を探して貰うのも一つの手段だろう。

色んなイベントなんかに連れて行って他の人に見せるんだって。

その話を保健所の職員の人に聞いた時、一筋の光明が指した。

でも、もし、里親が見つからなかった場合はどうなるんですか?

保健所の答え。一定期間、動物愛護団体が管理した後は、保健所に戻されて処分されます。その時にそちらに連絡は差し上げません。こちらでお預かりすれば、里親の是非を問わず、今日でお別れです。

無理だよ。

そんなの無理に決まってるよ。だって、たったの二ヶ月半だけど、ずっと俺が世話して来たんだよ。そんな偽善者みたいな団体にちびズは渡せないよ。

確かに愛護団体もボランティアだし大変なのは解る。犬はうちのちびズだけじゃないし、その後も犬は増え続けるんだろう。餌代や掃除、里親探し。大変だよね。でも、それってホントに動物愛護なのかな。探したけど見つからなかった。もう、大きくなっちゃったので、里親探しは無理。可哀想だけど処分します。あり得ねぇ。
俺にはそんな動物愛護団体って存在が単に里親探しの仲介にしか思えなくて。

結局、ちびズ、全員連れて帰って来ちゃった。

何も知らないで無邪気に遊んでるよ。今日、あんなに苦しい一日だったのにな。

手が痛ぇ…。

俺は今日、俺の母親をまた一つ嫌いになりました。

いい年こいた大人が青い事、言ってますか?