２回目の個展を開いた頃
たくさんの雑誌を買った
その中でも
一番のお気に入りは婦人画報
山口晃画伯との対談
(グラビアも好きでした)
山積み雑誌の中で
常に一番上にある
(超整理法のなごり…)
その山口画伯
日曜美術館に出てましたね
お姿を拝見したら
またあの対談を読みたくなって
あの時の対談で
山口画伯が感じた大野さん
あの頃は…
深く考えることもなかった言葉
『大野さんはいろんな欲望の
渦の真ん中にいる
人の欲望に向き合う本業が
自分に向き合う制作にも反転して
活かされているのか？』
でも…この後
大野さんは描けなくなった
紫舟さんにも
渦の中にはまって止まってると
言われていた
大野さんは
この欲望の渦から
抜け出したかったのかな
欲望のない世界に
身を置きたかったのか
それでも
休止発表後には
いくつかの作品を
見せてくれたね
去年のチャリT
ワクワク自画像
カイトのジャケット
まだ欲望の残る世界で
見せてくれた
全く趣の異なる
３枚の絵
自分の歩みたい道を
決断・発表したからこそ
また描けるように
なったのかもしれないな
来年以降
彼は
真っ白なキャンバスに
どんな絵を描くんだろう
🎨🖌️
