2022.05.29 背中で語れ 試走OSJ山中後半コース | Prime time

2022.05.29 背中で語れ 試走OSJ山中後半コース

最高気温28℃、ゴールまでに摂取した水分は3L

意識と完走への意欲が遠のいた試走会。

 

メンバー いつもおじさん4人と僕が尊敬するニッシー

そして、山中80Kにエントリー済の女子2名の計7人

 

今回は、

 

 

大日山手前、九谷親水公園からスタート。

 

 

6:00すぎ。いい天気。

 

だらだらと登る林道を7㎞ほどジョグ

 

ようやく着いた おなじみ池洞新道登山口

 

ガツンと上がる

ほぼほぼ下を向いて歩き登り続けること2時間弱

このゾーンは注意したい。

 

ようやくの絶景 加賀甲

 

 

残雪もずいぶんと減っていた。ここからさらに高度を上げていく。

このゾーンは注意したい。

 

白山がきれいだ。やっときたぜ大日山ピーク

 

小大日山を越え、下り基調かと期待させておいてからの

いつまでたっても高度が下がらない細尾根道の連続

このゾーンは覚悟が必要

 

おめでとう陶石山 着

暑い、暑すぎる。

みんなそろそろ水の残量が気になり始める。

このゾーンは覚悟が必要

 

ここからホントの激下り基調。

そして、乾燥したザレ場は、転倒者続出。

このゾーンは注意したい。

 

下りきったら県民の森につながる林道に接続

疲れ果てたランナー達を置いていくかのごとく駆けていくニッシー。

この人には注意したい。

 

園路を通り お馴染みの

大エイドポイントに着。 今年はソーメン出るのかな。

 

ここで前日からキャンプを楽しんでいた

イケちゃん(山中30kmエントリー)が

エイドを出してくれていた。豪華だ。

レッドブル、コーラ、大好きファンタグレープ、ミックスナッツ等々

本番より〇▽×※◇だと思う。イケちゃんには感謝しかない。

 

あの大日山を越えて、この大エイドポイント。

ランナー達は、やり遂げた安堵感に満たされるかもしれない。

しかし、それは序章に過ぎない。

その安堵感をことごとく削り、えぐり、

そしてメンタルの崩壊へとつながる三拍子。

山中の核心部が牙をむいてくる。

 

まずは軽く杉水峠へ

 

 

もう、どの程度からガツンという表現を使えばよいのか

わからなくなる。

ここからのコースは注意が必要である。

 

何とか峠を越えても勢いよく下ってはいけない。

そこは、何人ものランナーを飲み込んできた

コースロストワールドの領域。

もちろん注意せねばならない。

 

 

ここまで辿り着ければ一安心。もうすぐ林道

 

当日もASになる、あいおす今立に到着。暑すぎる

 

日陰を探しながらトボトボと鶴ヶ滝目指して歩く

ここまでで相当の体力を消耗しているのがわかる。

 

鶴ヶ滝を左に見ながら高度がじわりと上がって行く。

知っているランナーはこの辺りから覚悟を決めていかなければならない。

 

直登と急登のコラボにボヤキも多くなる。

 

上がり切ってから右に曲がって三童子山方面へ。

 

このブログでは幾度となく取り上げているが、

 

にせピークがずっとずっと、これでもかこれでもかと続いている。

ランナーの覚悟が試される。

このゾーンは心を解放するしかない。叫んでもいい。

 

三童子のピークを越えたら、もう分ってるよね。

激下り。膝が、太腿が 己の覚悟の出しどころ。

 

下りきって田園の広がるゾーンで

カモシカのよう脚というのは誉め言葉なのか。

 

束の間の癒しポイント

 

滝ヶ原カフェ裏のヤギと戯れる。そう、現実逃避しかないのだ。

 

いざ鞍掛山

 

 

急だと思う。もう脚が残っていない。歌うしかない。

 

塔尾新道を下り切って、高低図を見ると

初めての方は達成感が溢れてくるだろう。

油断はできない。

 

長いつなぎのロードを走って四十九トンネル上の峠へ移動

もういいだろう。許してほしい。

塔尾新道の登山口からをゴールの山中座まではロードを

使えばすぐなのに、何故、また上がるのか。

 

 

それも急登。ランナー達の苦悶の表情が目に浮かぶ。

 

そして激下り

 

 

落ち葉が堆積して地形が分かりずらい。スリップ必至である。

注意しても滑ると思う。

 

 

なんとか下りきって山中温泉街へ。

 

 

こおろぎ橋を渡ってなんとか山中座ゴール。

 

ファミマ最高。

 

 

こんなんじゃ完走は厳しい。