07.11コースロストはいけません。神鍋パノラマトレイルフェス2021
予定されていたイベントがバタバタと延期や中止になる中、感染対策に取り組みながら開催していただけるのは、本当にありがたい。
ジャン・AOK氏も久しぶりのミドルレースで燃えていた。
神鍋高原のスキー場を中心としたコースで、
ガンッ、ドォーン、ガン、ドーン、ガン、ドーン、ガンって感じの40Kの2500m。
前日の大雨、雷から打って変わっての晴天。暑くなること間違いなし。
ノースフェイスのブースに立ち寄ると、シューズとザックの無料貸し出しをしてるという。
前から気になっていたTR6。
心配していたフラスク入るのか問題も、持参していたUDの500mlフラスクがあっさり普通に入ったんで今回いい機会だったんでレンタルした。
ジャン氏GPSチェック。氏はベクティブをレンタル。
スタート前は、京都ラウンドトレイル100㎞でご一緒した方もいらっしゃって、近況を話しながら和やかな空気で待機。
7:30スタート。暑くなりそうだし8時間切れればいいかなぁくらいで入った。
いきなりゲレンデをガンと登る。先行するランナーが小さく見える。
なかなか楽しいトレイルじゃないか。
この後の蘇武岳を大ボスと考え、急登をマイペースで進む。
最近、急登や直登を目の当たりにしても、心の中で「大日に比べたら~」がリフレインするようになった。いい傾向なのか。
今回、一番楽しめたのは、この蘇武岳の下りだったかもしれない。急坂でドロドロだったけれど、テンポよく降りることができた。シューズの選択もあったと思う。
エイドから見える景色を見て小休止。やはり加賀シーサイドの思い出が重くのしかかっている。脚が攣らないように攣らないように、ジェルや水分を意識的に適宜摂りながら、無理せずに進む。
ゲレンデ直登の繰り返し。
しかし、最後にもう一度このゲレンデを上がるのには参った。
無事ゴール。
今回の反省点は、コースロストを2回してしまったこと。
先行者に頼って何の意識もせずについて行ってしまったし、コーステープの確認を疎かにしていた。
これは、タイム云々じゃなく、大会に関わる皆さんに迷惑をかけてしまう。
命の危険すら考えなくてはならない。
画像中央下に右に1本、左に1本のツノが突き出ている。この部分ね。
右のツノは登りのトレイルで左に折れず調子よくガシガシ行ってしまった。
左のツノは下りの林道で舗装路までぶっ飛ばして下まで降りてしまった。降りてきた坂道を登り返すつらさ。2回目のロストに気づいた時には、情けなくて心が折れかけた。
今回、運営から持たされたIBUKIっていうGPSのおかげでリカバリーで迷うことがなかったのがせめてもの救いである。
おかげさまで4kmほど多く走ることが出来た。
そして、レンタルしたTR6。
軽い、そしてしなやかだし、改良されて背中に熱もこもらず快適だった。
フラスクを留めておく紐の細さが心もとないが、ジェル等の取り出しにストレスは感じない。
ただ、薄くしなやか過ぎて後ろのコンパートメントに固い物を入れるとダイレクトに背中に伝わってくる。
僕の使っているエマージェンシーセットを入れているソフトケースがまさにそれで、走っていると当たって気になる。
この辺りは、ケースの材質を変えたり、入れておく場所に工夫がいるだろう。
ジャン・AOK氏も課題を抱えながらも無事ゴールし、
参加賞クーポンでお楽しみのお風呂へ。お土産もお得なクーポンが利用できた。
ちなみにジャン氏はお風呂に厳しい。
最近は、各地の風呂の評価を聞くことが僕の楽しみになっている。
お風呂から出てくると氷ノ山を楽しんでいた、しらす家とタカヒロ家のお出迎えサプライズに嬉しいやら申し訳ないやら。
タカヒロさんと山Gさん・しらすちゃん。
またいつかは、この二人の背中を見ながら走りたい。
そしてこのゴキゲンなガチランナー二人には、
僕が思うところの松田聖子似と森尾由美似の素敵(ここ大事)な奥様がいて、
僕もお世話になっている。MJではお会いできず残念だった。
早く世の中が落ち着くようになって欲しい。