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香川県内で個人でできる範囲でわんこ・にゃんこNIJI.NETとして保護活動(停止中)、動物愛護推進員てして啓蒙活動をしています

保護わんこ&ペットとの暮らし




笠木先生のコメントごとシェアします。
きちんと犬を見れる指導者は、本当に少ないです。
豆柴なる犬種は、ありません。
Tカッププードルもありません。
なぜか、小さい犬が好まれます。
人間で言うと未熟児(お母さんのお腹で十分に育ってない子犬)をなぜ好んで高値で菫うのか私は理解できません。
また、柴犬は古代犬に最も近いと科学者が言っています。家畜としての改良が進まず、野生に近い犬なのです。
柴犬が人気なのは、身近なワンコなので飼いやすいと思うのでしょう。
しかし、私が飼い主への攻撃性でプライベートレッスンを一番多くする犬種です。
友人の獣医師が、 「子犬の時に適切に対応していれば、決して攻撃的にならない。」 と断言しています。
20年近く前から、咬むので近付けないと、庭につなぎっ放しにされている柴犬の相談を受けた事があります。
運動不足が原因でイライラしている上に、野生に近いので人をなかなか信用しないので、距離を置くとますます慣れなくなります。

咬まれても、攻撃的にきても、ひたすら穏やかに話しかけるようにして、1ケ月以上かけて信頼を得ました。
咬み傷を作りましたが、 きつく反応すると余計に攻撃性をますので、「そんな事をしても、私はなんともないよ。」 と伝えて、横に座っても怒らず。反対に身体をくっつけてくるようになりました。
飼い主さんに、アレコレ言わず、そのやり取りを見ていてもらいました。
「先生、分かりました。  これからは、あきらめずに同じようにやります。」 と言ってもらえて、私の仕事は終わりました。

忘れられない経験でした。
同じように、穏やかに、毅然と犬に接すること、エネルギーボルテージが高い個体には、快い疲れを起こす運動をさせること、犬同士の会話をさせて社交性を作ることを行なって犬を救っただけでなく、飼い主さんの心に寄り添い、愛犬と向かい合えるようにすることのできる指導者は本当に少ないので、いてくれて活躍してくれている事が嬉しいです。
まだまだ、力で抑えつけようとするトレーナーが多く、柴犬をますます攻撃的にしてしまう話も残念ながら多いのも事実です。
この方だけでなく、多くのトレーナーが犬に対して、正しい分析と方法を考えて教えてくれるようになる事を心から期待したいと思います。