一時預かりという名の譲渡(拡散希望) | わんこ・にゃんこNIJI.NETブログ New

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保護わんこ&ペットとの暮らし

かわいそうだからと安易に一時預かりを引き受けないでください。引き受けるなら終生飼育を覚悟して、つながった命に責任をもってほしいと思います。

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最近、保護犬猫の譲渡に関して、「一時預かりで」という言葉を耳にします。 
「なんだ一時的に預かればいいのか?1週間くらい?長くても1カ月くらいで大丈夫?」なんて軽く考えていたら大間違い!
一時預かりは次の飼い主が見つかるまで預かることで、「もし次の飼い主が見つからなかったら、最悪、その子を一生飼い続けなければなりません。この場合一時預かりと正式譲渡は同義語です。」動物愛護に精通している方はこれらのことは常識となっているようですが、かわいそうだけで軽い気分で預かりを受けた方は思惑違うことになりますので、注意が必要です。

一時預かりと譲渡の違いは所有権があるなしですが(一時預かりは所有権がありません)、条件は団体・個人によって違うかもしれません。
工サ代は?治療費は?避妊去勢代は?預かり期間は?「飼育が困難になったときに預かり元に、返せるのかどうかも必ず確認しましょう。

「返せないところもあります。」じゃあ、預けた方、預けられた方、  どっちが新しい飼い主を探すんだ?って話になります。もちろん預けられた方も新しい飼い主を探していいですが、基本、預けた方に所有権があるわけですかーロ、預けた方が新しい飼い主を探すべきだと考えます。
もちろんそのあたりもはっきりした定義のないところもありますので、預けた団体・個人が一時預かりの動物の新しい飼い主を探すそぶりもない場合は、 自分で探す覚悟で引き取るか、あるいは一生飼い続けるつもりで引き取る覚悟がいります。その団体個人のホームページあるいはフェイスブックページ、  または本人から直接聞くなどで確認するといいでしょう。
「犬を飼い続けることは自信がないので、譲渡は無理です。」「じゃあ一、時預かりでいいから!」「う一ん一、時預かりくらいなら..…」と、なんかハードルが低くなったように感じた人は要注意!  
命の預かる責任が軽くなることはありません!こういう人は後々のトラブルを回避するために預からないほうが賢明です。