アニマルウェルフェア

という言葉を

ご存知でしょうか?



アニマルウェルフェア(AW)とは

動物福祉の事で

生まれてから死ぬまでの

動物の身体的・心的状態を

意味します。


分かりやすく説明すると

家畜やペットなどの動物たちが

それぞれの動物の本能にしたがって

その動物らしい行動を取れる環境で

いきいきと命を全うすることを目指す

飼育のあり方を指します。




《世界の動物福祉の基本理念》

5つの自由

・空腹と渇きからの自由

・不快からの自由

・痛み・損傷・疾病からの自由

・恐怖と苦悩からの自由

・正常行動発現の自由



アニマルウェルフェアで

特に注目されるのが

畜産業の飼育方法なのですが、

残念ながら日本は

とても遅れていると言われていますダウン



養鶏場の9割は

バタリーケージと呼ばれる

ワイヤーでできた金網の中に鶏を入れ

それを連ねて飼育する方式で、

なんと一羽辺りの面積は

鶏の体より小さいそうですハッ


ちなみにEUでは

このバタリーケージは

禁止になっていますバツレッド




子供を産む為に育てられる母豚は

方向転換が出来ないほど狭い

“妊娠ストール”と呼ばれる檻に

一頭一頭入れられ、

妊娠期間(115日間)を過ごした後

やはり方向転換が出来ない程狭い

分娩ストールへと移されるそうです。



搾乳牛の約7割も

“つなぎ飼い”と呼ばれる

やはり身動きが取れない状態で、

寝るのも食べるのも糞をするのも

全て同じ場所という環境で

一生の大半を過ごすそうです。


⭐︎



今回この記事を書くにあたり

私自身初めて知る事も多く

調べながら胸が苦しくなりましたが、

だからといって

この現実から

目を背けてはいけないと思うのです。


むしろ知ったからには

多くの人に発信し

一人一人の行動により

現状を変えていかなければ

もっと酷い事に

なってしまうかもしれません。



次回は

日本のAWが遅れている原因と

解決の糸口、方法などを

お伝えしたいと思います。



長文にお付き合いいただき

ありがとうございました。