「小豆島」続きです。
去年行った淡路島の南から船で10分程にある「沼島」は島の周囲が10㎞も無い
本当に小さな島でしたが、私のアタマの中ではソレより少しばかり大きい程度の
イメージでしたが実際はかなり島の中心地は栄えていて面積は沼島の56倍以上
人口は60倍の30000人と、僻地とは全く違う島でした。
*ついでに淡路島は小豆島の約3.8倍の面積と人口は14万人を超える
でも、町中ではこの様な風景があり何かの舞台の元ネタになりそうな風情があったり?
こういう場所にも身近に無いせいか惹かれます
さて、またエンジェルロードから436号線を東に走り28号線より坂手港に戻り
更にそこから今度は内海湾をぐるっと回りこんで小豆島の南西に向かいます。
目的地は有名な「二十四の瞳」映画村です。
まぁ、ベタといえばそれまでですが、時間が余っているのでこんなわざわざ
行ったり来たりをしていますw
そして「寒霞渓」の駐輪場で見かけた赤いDio110のカップルの
スクーターと何度もスレ違いましたw
料金窓口で¥750を払い入った場所からの写真
コレなんかは良い雰囲気ですね、赤い鳥居が不自然ですが
ここでは無料(入場料がかかっていますが)で高峰秀子主演版の
「二十四の瞳」を見れるそうです。
これがメインセットの”分教場”です。
風化して良い感じと思いますが、そろそろ風化防止剤とかモルタル?を
塗り直さないと腐食してしまうのではないでしょうか?
”のんのんびより”とかのベースにも見えますねw
その運動場からの海の眺め
分教場セットの中、廊下の板が如何にもセットという感じで惜しいですね
(大体学校の廊下の板はもっと細かい区分けで頑丈なもの)
しかし、教室はちゃんと”黒板”が黒いのがポイント高しw
私の小学校も市内随一な程に古く140年以上の歴史は兎も角、在校当時に離れにあった
音楽室?を解体した折に中をみたらそこの黒板は黒かったと記憶しています。
一見只のソロバンに見えます?
よく見て下さい”5つ玉”です。昔のそろばんですね、江戸時代~戦前は広く
この5つ玉が使われたようです。何故か実家にも真っ黒のが有ったり。
別の教室にはこのように主演の高峰秀子の歴代出演映画のポスターが
沢山飾られていました。
残念ながら1960年以前が大半なので見たことはありません(生まれてない)
こちらはリメイク?の田中裕子主演版の”二十四の瞳”ポスター
この自転車も映画で使用されたそう。この分教場セットも田中裕子版で作られた物
分教場の窓からみた海
眺めは良いですが実際問題海風が心配です。特に台風の季節などは
遮るものが何も無いですからね。
”男先生”の住まいセット。残念ながらかなり荒れています
セットの小道?雰囲気は中々のもの
さて、そこからまた436号線を今度は西に向かいます。途中で晩の食料を
調達します。
本日泊まる予定のライダーハウスが十六時以降という指定だったので今まで
あちこち廻っていたのでした。
目指すは”小豆島ヴィラ”丁度小豆島の真ん中の山中にあるようです。
436号線途中で看板があり、そこから入りますがこれまた全行程急坂で
15分ほども登り続けます。
あまりの急坂で自転車の人などは結構ギブアップしてしまうこともあるのだとか
でも、キャンセルした自転車乗りは全員”男”で女性では1人もリタイア組は居なかったと
聞きましたが、凄いもんです。
余談ながら聞いたところによるとこの小豆島ヴィラは2013年に一旦破産したはず。それでライダーハウスも
水道が止まり大変だったとか。
ともあれ、エンジンを唸らせてまた漸く頂上?にまで到着しました。
何だか廃墟臭い雰囲気のマンションが?
>続きます