はいさい! わん吉です


来年1月から開始する 「マイナンバー制度」 に向けて、10月からマイナンバーを記載した 「通知カード」 の配達が始まっています。


政府は11月末までに全世帯に届ける方針を示していましたが、大幅に遅れを生じており、極めて困難な状況に至っているようです。


そんな中、次々と誤配達などの問題が発生。

総務省は日本郵政(株)に対し、厳重注意を行っています。


短期間で膨大な数の重要簡易書留を処理しなければならない。

しかも、絶対に誤配達、紛失は許されない。

この他の郵便物も滞りなく処理しなければならない


現場は、長時間労働、過重労働、そして、厳重な指示を受けて配達に出向いていく状況に、精神的にも肉体的にも追い込まれた状態で勤している とのお話を伺いました。


「焦らされている」-追い込まれた状況下での勤務は、気持ちに余裕が持てず、配達中の交通事故も招きかねません。実際、急激に増えているとのことでした。


「マイナンバー制度」 が国民にどれだけメリットをもたらすものなのかそんなことは触れたくもありませんが、少なくともこれだけ大きな制度を実施するのであれば、それに見合った作業期間が必要なのではないでしょうか。

2か月程度で全国民への配達が困難なことは、最初から予測できたはずです。


銀行や市町村の合併が続いた時もそうでしたが、今回のマイナンバー制度で過重労働を強いられている方は職種を問わず、相当数おられる のではないかと思います。


ただただ、過労死、過労自死が起きないことを祈るばかりです。