私は、この地域の「映画クラブ」みたいなののメンバーである。
この会は、毎月集まって映画の話をするという映画ファンの集まりである。
以前は飲み屋(ワイン屋)が会合場所だったので、飲まない私にはちょっと辛い環境だった。
酔っ払いたちがうるさくて英語が聞き取れないのと、飲むものがないからだ。
しばらくは毎月行ってたけど、そのうち足が遠のくようになった。
そうこうしているうちに、コロナになって、ミーティングが全てZOOMになった。
本当はZOOMになったから行きやすくなるはずなんだが、
ずっと行かないままだった。
でも、今日は久々に行くことにしてみた。
ZOOMでこの会に参加するのは初めてでドキドキした。
入ってみると、私以外に3人しか来ていなかった。
だから4人で話をした。
2人は私の知っている人で、「ひさしぶりー」って言ってくれた。
1人は初めて会う人だった。
以前にも思ってたけど、アメリカ人がグループになって映画の話をするって
すごく面白い。しかも全員「映画ファン」である。
観る映画が毎月3本決まっていて、
一人ずつその映画についてどう思ったかという話をしたり、
それについての意見をいったりするのだが、とにかく自分の意見を言うのが上手い。
そして、自分の気持ちにかなりストレートである。
例えば一人が
「私はこの映画が凄く気に入った。あそこも良かったし、あれも良かった」
と一通り喋った直後に、次の人が
「私は、あの映画は全く面白くなかった!話はつまらないし、穴だらけだった」
とか平気でボロカス言ったりする。
もう少しやんわり言ってもいいんじゃないか…と思うくらいのストレートさ。
それでも全く空気が悪くならないサバサバ感。
人の意見を個人的に受け取らないし、笑って返したりするのだ。
そういうやり取りを見ていると、だったら私も何言っても許してもらえそう、と思うのだ。
だから背伸びせず、思ったことを言うようにしている。
お互いに対しては丁寧だし、失礼な人はそういない。
ただ、自分の意見に忠実で、それを言うだけなのだ。
(まぁ映画の話だから、そこでみんな繋がってるし。)
会話の中に必ず名前を入れるのもアメリカらしい。
「〇〇が言ったことに同意する。」とか「確かにそうだね、XX(名前)。」と
名前をきっちり会話に入れ込むのだ。
誰かが感想を言った後には、フォローを入れる人が居るし、
どんな意見も尊重されている感じがして凄い。
私は大抵聞いているだけでも十分楽しいんだけど、気が付けば自分も喋っていて
ちょっと驚いたりする。
(まぁ「Inoriはどう思った?」と聞かれるわけだけど。)
内容が映画だから喋りやすいというのもあるだろう。
楽しかったので、来月も言ってみようと思う。