「アーリーバード」と「ブロンコ」は東京パブコ(後のアークテクニコ)の1号機でして、それぞれが改修により1.5号機として「ニューポート」「バイキングマスター」となりましたが中身はどれも同じです。
もっと言いますと、マックス商事から出た「シャトル1/アルバトロス」「ボナンザ/テキサス」も上記4機種と同じ中身でして、違うのはリール絵柄だけです。
と言う事で、勿論上記8機種はどれもリーチ目が同じと言う事になります。
まず、ボーナス成立後の等倍返し時に出るリーチ目から紹介します。
上の画像はバイキングマスターでのモノですが、ボーナス成立後の等倍返しでは、左リールにボーナス絵柄が2つある形で小役の払出しをします。
それはベルであってもプラムであっても同じです。
また、小役の払出しが無い時のリーチ目ですが、
この画像はアーリーバードのモノですが、このように、中リール上段にオレンジが出ていながら、小役の払出しがないのがリーチ目です。
これは当時「富士山」と呼ばれていましたが、何故「富士山」なのかと小1時間…
ちなみに、この場合はBARのテンパイを嫌ってますから、勿論BIG確定目です。
これは順押し限定なんですが、中リール上段にオレンジが停止する時は、必ず小役かボーナスが成立していまして、もし上の画像の様に小役がノーテンならばその時点で2確目となり、小役がテンパイしていれば、ハズレた時点でリーチ目となります。
ただし、下の様に、左リールにボーナス絵柄が2つ出た形で中リール上段にオレンジが停止してのオレンジテンパイは、オレンジが揃っても揃わなくてもリーチ目ですから、この時点で2確となるわけです。
以上が、リール制御からボーナスの成立を見抜くためのリーチ目となるわけですが、この8機種に於きましては、小役周期が存在しまして、その周期の「乱れ」からボーナスを察知する事も出来ます。
基本的には15枚の払出しが13ゲーム毎にあるわけですが、小役の払出しのあるゲームが微妙にズレる事もありますし、たまに20ゲーム後に15枚の払出しがある事もあります。
ただし、ボーナスが未成立であれば、その次の小役払出しが早く来ることで帳尻を合わせる制御が入ります。
また、小役の払出しはチェリーでの2枚からプラム・ベルでの15枚まで様々な形と枚数でありますが、周期を把握し易くする為には、出来るだけプラムやベルで15枚の払い出しとなるように打った方が良いです。
左リール枠上にBARを狙えばチェリーは出ませんから、あとは、前の15枚払出しから13ゲーム後辺りでは、中リールでオレンジがテンパイしないように打てばOKです。
とは言うものの、等倍返しでのリーチ目や小役周期の乱れでのボーナスの成立を察知する事は、ボーナスが成立してから何ゲームも消化してから初めて判るものなので、実際にはロスがあるわけです。
勿論、ボーナス成立後は大体5ゲーム毎に等倍返しがありますから、その分の払出しを得れば損はなくなりますが、等倍返しや周期の乱れを待ってのボーナス察知は、ボーナスの成立に気付かずにやめてしまう可能性がある事を理解して下さい。