こんばんは!

今日の朝日新聞朝刊第一面


折々のことば

「われはそれを好まぬ」   何ゆえに?   
「われはいまだそれにふさわしくないゆえに」
        かつてかく答えた何人があったろう?

                                    ニーチェ

  「私とは何者であるか?」という問いも、
「それ」の一つかもしれない。
自身の存在を考えるにあたってまっ先に問うべきは、そうした問いを発する資格が自分にあるかどうかということだ。
他者にはあざやかに映っているのに自分には死角に入って見えないものがないかを糾(ただ)すこと。
ドイツの哲学者の『善悪の彼岸』(竹山道雄訳)から。