おはようございます!

お盆の帰省ラッシュが続いてますが
台風の行方も気にかかります。

さて…
今日の朝日新聞朝刊第一面
折々のことば


わたしは、排除する側ではなく、排除される側で良かったと心底思います。

                          柳美里

  国も故郷もあらかじめ失われ、家族も散り散りとなった在日の作家は、幼い頃よりそうした囲いや支えを持ちえなかったので、ずっと「ぐらぐらした存在」だったと言う。
どこにいてもそこは異邦。
でもそのおかげで、
「他者を自分の内側に取り込」むわざも、
「予見不可能な事や時へと自分を拓いていく覚悟」
も身につけられたと。
宗教学者・山折哲雄との対談録
『沈黙の作法』から。