おはようございます!
今日は3連休最終日
勤労感謝の日
小雪(しょうせつ)
です。
今日の朝日新聞朝刊
文化、文芸の頁に
荘子の記事が有りました。
荘子の言葉
無用の用
「人は皆、有用の用を知りて、無用の用を知るなきなり」
「人は役立つものばかり求め、役に立つか立たないかというものの見方しかできなくなっている。役に立たないように見えても本当は有用なものが多いのに、それらには目が行かない」
「不材の木」
これはある人が大きな木を見つけ、
「これならきっと上等の材木がとれるだろう」
と思って見たところ、幹は曲がり、根本には空洞もあって何の役にもたちそうにない。
そこで、
「ああ、これは材木にならない木だったのだ。だからこそ、ここまで大きくなれたのだろう」
と語ったという寓話に基づく。
人の役に立つ木は、すぐに切られる。
使い道がなかったからこそ、くだんの木は生き残り大木になれた。
そこには
「人の役に立とうと立つまいと、ものの価値はみな等しく、存在自体に意味があるという荘子のメッセージが込められている」
と
長崎大学の連清吉教授(中国古代思想)
存在自体に意味があると説いたのですね!